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economyと金融に関するtmsbbのブックマーク (10)

  • 「量的緩和」という物語

    率直にいって、マクロ経済学を学んだだけでは金融政策を理解するために十分ではないと思われる。金融政策のトランスミッション(伝播)メカニズムを正しく理解するためには、準備預金制度や短期金融市場などの金融政策に関連する制度的機構についての金融論的な知識も必要だからである。 とはいっても、通常の議論のためには勘所となるポイントさえ押さえていればよいのであって、分かってしまえばそれほど難しい話ではない。とりあえず押さえてほしいポイントは、金融政策は中央銀行と民間銀行の間の取引を通じてしか遂行され得ないというところである。この点が必ずしも理解されていないことから、無用な混乱が生じているきらいがあるので、この機会にできるだけやさしく説明しておきたい。 貸金業者と銀行の大きな違いは、貸金業者は借り手に現金を渡すかたちをとるのに対して、銀行は自行に設けられた借り手の預金口座に振り込むかたちをとる(その後、借

    「量的緩和」という物語
  • 持続不可能なグローバル・インバランスが元に戻るということ - 藤沢数希

    2007年のアメリカ住宅バブル崩壊をきっかけに、世界同時金融危機が起こり、世界中の金融市場がパニックに落ちいった。2008年9月にはアメリカの名門投資銀行のリーマン・ブラザーズが破綻した。この時、多くの金融機関がサブプライム・ローンを組み込んだ金融商品によって莫大な損失を出し、瀕死の状態だった。そして、サブプライム・ローンや世界の金融バブルにはほとんど無縁だったはずの日の実体経済が、皮肉なことに世界の先進国の中で一番落ち込み、回復も鈍かった。また、最近では莫大な政府債務を抱えているにもかかわらず、日の円はとても強くなっている。実はこういった一連の現象は、グローバル・インバランスの調整という文脈でよく理解できるのである。 出所:OECDのウェブ・サイトより筆者作成 まず経常収支というのは、外国に対してモノやサービスを売った金額から買った金額を引いた貿易・サービス収支と配当や利息などの所

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    tmsbb 2010/10/21
    強い円政策への転換
  • 池尾和人 慶應義塾大学教授日銀に“政治的判断”を押し付けるな

    1994年ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部にて、流通・電機・IT業界、国際金融、財政政策、マクロ経済を担当。2006年より現職。 デフレ日 長期低迷の検証 20年もの長きにわたって低迷を続ける日経済を、気鋭の経済学者とともに検証する。 バックナンバー一覧 20年もの長きにわたって低迷を続ける日経済を、気鋭の経済学者とともに検証する。第1回は、池尾和人・慶應義塾大学教授に聞く。 ──日経済の現状をどうとらえているか。 池尾和人(Kazuhito Ikeo) 1953年生まれ。京都大学経済学部、一橋大学大学院修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。経済学博士。岡山大学助手、京都大学助教授などを経て95年より現職。専門は金融論、日経済。95年全国銀行学術研究振興財団賞受賞。主な著書に『現代の金融入門[新版]』(筑摩書房、2010年刊)。 Photo by Masato Ka

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    tmsbb 2010/10/05
     『根本問題に向き合うことを避け、日銀をスケープゴートにするのは、政治が機能不全に陥っている証明であり、かつ責任逃れだ。』
  • asahi.com(朝日新聞社):ユーロ買い為替介入が裏目、スイス中央銀が損失計上 - ビジネス・経済

    【ロンドン=有田哲文】スイス中央銀行は13日に発表した2010年上半期の決算で、28億スイスフラン(2300億円)の損失を計上した。前年同期の52億スイスフラン(4200億円)の黒字から一転した。自国の通貨高を抑えようと、スイスフラン売りユーロ買い為替介入を続けたことが影響した。  スイス中銀は、今年に入って進んだスイスフラン高ユーロ安に単独為替介入で立ち向かった。輸出産業を守るためだ。その結果、外貨への投資残高は09年末に比べて2.4倍に達した。しかし、ユーロのスイスフランに対する価値は上半期で10.7%下落。為替変動による損失は143億スイスフラン(1兆1600億円)になった。保有している金の値上がりなどで利益が出たが、穴埋めできなかった。  ロイター通信によると、中銀のジョルダン副総裁は「デフレ圧力をかわすことができた」と介入を擁護した。しかし、スイス国内のメディアでは「介入は間違い

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    信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。

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    tmsbb 2010/09/15
     スイス通貨高 『「介入はSNBの大きな過ちだ」と強く批判・・・大規模介入が功を奏さなかっただけでなく、介入は市場の需給バランスを崩し、スイスフラン高を招くことになった。』
  • 政府が為替介入をしない理由は、損をするだけだから。 : ひろゆき@オープンSNS

    【教えてくん】コミュニティーなのです。 なんかニュースとかあったらここに書こうかと思ってますよ。とりあえず、おいらのブログ 政府が為替介入をしない理由は、損をするだけだから。 : ひろゆき@オープンSNS ひろゆき@オープンSNS (ひろゆき@オープンSNS) 投稿者, @ 2010-09-14 20:29:00 政府が為替介入をしない理由は、損をするだけだから。 日経済について、思ったことメモ その8です。 円をドルで買ったり、ドルを円で買ったりという外国通貨の市場が為替市場と呼ばれています。 昨今は、円が大人気で、世界中の人がドルを売って円を買ったり、 ユーロを売って円を買ったりしてます。 んで、円を持ってる人は、これだけ欲しがる人いるんだから、円を高く売ろうということで、円の値段を高くして売ったりしています。 ということで、だんだん円の価格が高くなっていることを円高と言います。 円

  • 日銀がお金を刷れば問題は解決するのか? - 藤沢数希

    菅直人首相が率いる新たな内閣が発足した。様々な注目点があるが、そのひとつは金融政策である。昨年、国民的人気を誇る経済評論家の勝間和代氏が当時、副総理・国家戦略担当相であった菅直人氏に「財政規律を大幅に緩めることと超金融緩和を同時に進めればデフレ、格差、雇用、経済成長、年金などの日経済の所々の問題がいっぺんに解決する」と提案し、話題になった。その後、政府は日銀にさらなる金融緩和を要求するなど、勝間氏の政策提言はそれなりの影響力を持ったようである。 今でも、一部の経済学者は、日銀が大量にお金を刷れば日経済はよくなると唱えている。いわゆるリフレーション理論である。そして、彼らの矛先は常に日銀批判に向く。日経済がデフレに苦しみ、過去20年間、世界の経済成長に取り残された主因は日銀が過度に金融を引き締めたためだというのだ。よって、日銀がもっと大量にお金を刷れば、デフレが解決し、日経済は再び成

    日銀がお金を刷れば問題は解決するのか? - 藤沢数希
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    tmsbb 2010/06/10
    『リフレ派の論客には次のようなことに答えてもらいたい』/ 『マネタリーベースをどこまで増やせば消費者物価指数は上昇に転じるのか。』
  • 当世風アリとキリギリスの物語 イソップ寓話より複雑な現代の世界経済 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年5月26日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 西側の人は誰もがアリとキリギリスの物語を知っている。キリギリスは怠け者で、夏の間、アリが冬に向けて蓄えをため込むのをよそに、歌を歌って過ごす。寒い季節が訪れると、キリギリスはアリに料を分けてほしいと乞う。アリはそれを拒み、キリギリスは飢える。 この物語の教訓は何か? 怠惰は困窮をもたらす、ということだ。 しかし、人生はイソップ寓話よりも複雑である。今、アリはドイツ人、中国人、そして日人であり、一方のキリギリスは米国人や英国人、ギリシャ人、アイルランド人、スペイン人だ。アリはキリギリスが欲しがるような魅力的なモノを作る。キリギリスはアリに、見返りに何か欲しくないか尋ねる。 アリが貸したお金でアリの製品を買うキリギリス 「いいえ」とアリは答える。「あなた方は我々が欲しいものを何も持っていません。そう、多分、海沿いのいい場所を除けばね

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    tmsbb 2010/05/27
    『この物語の教訓は何か? 永続的な富を蓄えたいのであれば、キリギリスにカネを貸すな、ということだ。』
  • 財政的支援が欠かせない信用緩和--池尾和人(@kazikeo)

    ギリシャの財政危機に端を発した欧州金融市場の動揺に対するEUの追加的な政策対応が、今週の初めにようやくまとまった。対応の一環として、欧州中央銀行(ECB)も国債の買い取りを決めた。これまでECBは、FT紙の表現を借りれば「財政政策と金融政策の境を曖昧にする措置(measures that blurred the boundary between fiscal and monetary policy)」には反対してきた。それが危機の圧力で「劇的に後退(a dramatic backdown)」させられることになった。 非伝統的な金融政策のうちでも、とくに「信用緩和」と呼ばれる範疇のものには財政政策的な要素がきわめて強いといえる。それゆえ、その種の政策にどれだけ積極的に取り組めるかは、その中央銀行が暗黙ないし明示的なかたちでの支援を財政当局からどれだけ期待できるかにも大きく左右されることになる

    財政的支援が欠かせない信用緩和--池尾和人(@kazikeo)
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    tmsbb 2010/05/14
     『信用緩和って要するに「政策金融」もどきのことを中央銀行がすることにほかならない。政策金融は「金融的手法をもちいた財政政策」』
  • 注目されるスウェーデンのマイナス金利 各国中央銀行が行方を注視 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2009年8月28日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界初の出来事にしては、驚くほどそっけない発表だった。しかし、スウェーデン中央銀行(リクスバンク)は去る7月、銀行の準備預金にマイナス金利を導入した世界初の中央銀行となり、未知の領域に足を踏み入れた。 日の金融危機が最悪期を迎えた時ですら、日の中央銀行は、市中銀行に貸し出しの増加を促すことを狙いとするこうした対策には手をつけなかった。 だが各国中央銀行は、過去2年間の異例の対策からの出口戦略を熟考する一方で、スウェーデンの実験を注意深く監視していくことになるだろう。 キング総裁が懸念する流動性の罠 イングランド銀行のマーヴィン・キング総裁は、英国で流動性の罠――現金が銀行システムの中に滞留したまま、裾野の広い経済の中に染み出て行かない状態――が大きな懸念になりつつあることから、スウェーデンを手にする可能性があると仄め

    tmsbb
    tmsbb 2009/08/31
     スウェーデン、準備預金にマイナス金利を導入
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