ブックマーク / kyouki.hatenablog.com (22)

  • 短編小説1 『ミリオン』~夢を紡ぐ人、見守る人、助ける人のそれぞれの物語~ - ICHIROYAのブログ

    コウタは悩んでいた。 書籍編集者として働き出して十年を過ぎていたが、夢だったミリオンセラーはいまだ出せていない。編集者としてこの世に出したは、すでに百冊を超えた。 重版がかかったものは三割に過ぎず、『犬の生活』という犬をテーマにしたエッセイ集が唯一、五万部を超えた程度だ。 一年後輩のユウスケに、重版になる割合、出版数、累計販売部数などすべての面で凌駕されている。 「たまたま、ですよ、コウタ先輩」 「たまたまが、十年も続くかよ」 「いや、先輩、僕のつくるは、やっぱり、売りに走ってますから。僕は、むしろ、コウタさんみたいな『いい』出したいですよ」 それがユウスケの音でないことは、コウタも知っている。『売れる』と『いい』を巡る議論は、コウタの勤める中堅出版社にとって、いわば中心命題のようなものでもあったので、机を並べるふたりの会話がそこに落ちるのはいつものことであった。口ではそう言い

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    tmura3 2016/03/14
  • それは才能でも、運でもなく - ICHIROYAのブログ

    なにかとっても素敵なものをみつけた時、僕らは、それが生み出されたのはなにか特別な才能によるものと思ってしまいがちだ。 それは、『幸運にも』自分にはないなにものかを持っている人が、神様に許された特別の僥倖である、と。 僕が大塚呉服店さんのHPや店舗を見せてもらった時、まさに、そんな風に感じた。 彼らの着物の見せ方や売り方は革新的なもので、ああ、またこの業界に天才が生まれたんだなと思った。 すべての呉服業界の人がそう思ってはいないかもしれないが、おそらく、呉服マーケットの先を懸念をもって見ている多くの人は、そう見ているのではないだろうか。 さて、僕はいま、彼らのどこが凄いかということについては、長くなるのであえて触れない。 そうではなくて、彼らのその革新的な店舗や見せ方がなぜ生まれたかということについて、知らない人にお伝えしたい。 たまたま、僕は大塚さんと仕事を通じて知り合いになった。 そして

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    tmura3 2015/09/22
  • 見果てぬ夢を追って - ICHIROYAのブログ

    トムさんは英語1965年に大学を卒業して保険会社に就職した。 その会社で7年間働いたあと、代理店に移り8年間働いた。 合計15年間働いたのち、1980年に小さな代理店を買いとった。 しかし、ほんとうにしたいこと、小説を書きたいという思いが強くなってきた。 トムさんは空いた時間で小説を書き始めた。 代理店の仕事は徐々に減らし、書く時間を増やした。空いた時間はすべて小説を書くことに費やした。 その頃、のワンダさんは「書いてばかりいないで、保険を売りにいってちょうだい」と彼に文句を言った。 1984年、大学を卒業して20年近く経ったころ、トムさんは最初のを出版した。 5000部は売りたいと思っていた。 しかし、そのは10年の間に2百万部売れた。 そう、トムさんとは、人気作家トム・クランシーさんであり、その処女作とは『レッド・オクトーバーを追え』である。 僕は20年近く百貨店で働き、15年近

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    tmura3 2015/09/18
  • 東芝の不正会計について思うこと - ICHIROYAのブログ

    まったく暗澹たる気分である。 東芝の不正会計の件だ。 僕は上梓させていただいたで、「まずは成熟した組織人となれ」と満身の力を込めて書いた。 僕が18年お世話になった会社は、ほかの会社と同様なさまざまな小さな問題はあったにせよ、根では信頼できる会社であった。 そこで成熟した組織人となることは、けっして人間として正しく成熟することに反しなかった。 僕はそうなれずに会社を辞めてしまった人間だが、振り返ってみてそう信じている。 しかし、日を代表する東芝という企業で成熟した組織人となろうと努力した人たちはいったいどうなったのだろうか。 ひとりの社長の間だけではない。3人の社長の間、同じように不正会計を求められたのである。 社員の中にはそれを知らずにすんだ人も多くいるだろう。 だが、不正会計と知りながら、それを強要されていやいやそうした人もいる。 あるいは上司の気持ちを忖度して、積極的に不正会計

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    tmura3 2015/07/23
  • 「自分の商売と居場所をみつける道」への17のアドバイス・リスト - ICHIROYAのブログ

    今、の原稿を書いている。 そのは9月か10月ぐらいに出版していただける予定だ。 僕が42才で会社を辞めてから、どうやって自立の道を歩いてきたかという話である。 自営になってすでに14年になるが、たまたま当初数年のことを書いた原稿が残っていて(忘れてしまっていることも多く自分でも少し面白かった)、その時の系列の実体験と、今までに学んだことを20程度のトピックスとしてまとめたものとなりそうである。 僕が会社を辞める時、先輩の会社経営者の方がこうおっしゃってくれた。僕はその言葉を信じて会社を飛び出す決意を固めたのである。その言葉は、「会社を辞めたって、誰でもべていくことはできるよ。頭のいい人は頭で、身体の頑強な人は身体で、どちらもない人は、情に訴えて」というものであった。 しかし、一方、当時の僕には、会社を辞めることは、死ぬか生きるかに近い大博打のようにも思えていた。18年も会社に勤めてい

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    tmura3 2015/06/29
  • 「砂時計」のように、スペシャリストからゼネラリストへ転身しよう - ICHIROYAのブログ

    人生というのは、砂時計のようなものだ。 上部は広く、人生で何をするのかわからない状態。どんなことにも道は開かれている。 そしてゆっくり自分の専門、焦点を決めていって、中央の細い部分を猛スピードで駆け抜ける。 やがて、うまくいけば、自分の専門からより視野を広げて、ゼネラリストとして活躍する。 この比喩は「Hourglass Theory of Life(人生の砂時計理論)」というMediumの記事に紹介されていた。 とくに目新しい考えではないけれど、砂時計に喩えるところがとてもわかりやすいなと思った。 これを読んで、僕が会社員時代に大きく失敗したことのひとつに、「スペシャリスト」から「ゼネラリスト」への転換がうまくいかなかったことがあったなと、苦い気持ちで思い出した。 係長や課長時代が一種の「スペシャリスト」であるとするならば、部長に求められるのはより「ゼネラリスト」的な考え方や行動であり、

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    tmura3 2014/10/22
  • 小さな会社を10年やってきて学んだ5つのこと - ICHIROYAのブログ

    我が社の名前は「ICHIROYA」という。 変なダサい名前であることは認識している。 ちょうど僕が海外に着物を売り始めた時、イチロー選手がマリナーズで活躍を始めて大きな話題になっていた。それで「イチロー」という言葉を社名の一部に入れると「日人がやっている何かだな」とわかりやすいかと思い、そういう名前にした。 2003年の11月に会社にしたとき、将来のことを考えて、もうちょっと日的にもマシな名前にしようかと思ったのだけれど、なんだかそれも面倒で、ローマ字でそのまま「ICHIROYA」として登記した。 会社にしてから、いまでちょうど10年半ぐらいである。 10年半で色々と学ばせていいただいた。会社勤めをしていたころはあまり知らずにすませていたことで、僕がいままでに痛感していたことがあるので、そのうちのいくつか書いてみたい。 1.売れていてもその状況はあっという間に反転する 売れるやりかた、

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    tmura3 2014/09/01
    救えないことが前提だよ。うちは。
  • 200回でもやり直せ! - ICHIROYAのブログ

    なにか精魂込めてやったことを、200回やり直すなんてことを、僕はできるだろうか? たまたま、最近知ったふたつの素晴らしい業績のトライアルの数が、200回だった。 ひとつは、『泥棒(原題:The Book Thief』というマークース・ ズーサック氏のベストセラー小説だ。このは ニューヨーク・タイムズ誌のベストセラーリストに230週に渡って留まり続け、800万冊を売り、40ヶ国語に翻訳され、ハリウッド映画にもなった。 この小説は、ナチス政権下のドイツで、里子に出された孤独な少女リーゼル、を盗むことを密かな慰めにする少女の数奇な運命を、「死神」がナレーターとなって読者に語りかける異色の物語文学だそうだ。(未読) 泥棒 作者: マークースズーサック,Markus Zusak,入江真佐子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2007/07 メディア: ペーパーバック 購入: 2人 クリ

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    tmura3 2014/08/27
    トライアンドエラーに耐えうる精神力が研究室時代一番得たものの中で大きかったなぁ。
  • 僕のつまらない『勝負靴下』の話 - ICHIROYAのブログ

    僕は、言えば、長年、ファッション産業に身を置いてきた。 百貨店って、もちろん、ファッションが主力だし、リサイクル・アンティーク着物もファッションだ。 だが、正直に言って、僕はあんまり「おしゃれさん」ではないし、センスも自信がない。 商売としては、最近では、娘の麦がコーディネートや「おしゃれ」担当重役で、僕や嫁の足りないところを補ってくれている。 おしゃれにさほど自信がなくても、服は自分で買う。仕事着としてのスーツはいらないので、カジュアルでそれぞれのシーズンに流行っているものを買いに行く。僕にとってそれは勉強の機会でもある。 おしゃれさんではない僕の、たったひとつのルールは、ピーコさんがどこかでおっしゃっていたこと、「コーディネートのポイントはひとつに絞れ」である。 センスのない僕は、着る時も、買う時も、油断すると柄だらけになってしまうのだ。 たとえば、ネイティブ・アメリカンのごついバック

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    tmura3 2014/08/23
  • あなたには「コンビ」を組む相手がいるか? - ICHIROYAのブログ

    ふたりで会社を始めました、と若い人が言うと、つい、大丈夫かなと思ってしまう。 そして、意見が別れたとき、どちらが決定権を持つか決めているのかと訊ねる。 あるいは、そうしておかないと、上手く回りだしても将来の分裂は必至だと、知ったように言ってしまう。 クリエィティブなことはもちろん、スタートアップはなおさら、結局は「ひとり」で背負うものだとの固定観念がある。 しかし、実際のところ、当に天才的な仕事は、孤独な個人作業だけで達成されたものは少なく、じつは「ふたり」で行なわれたものが多い、「天才の最小単位はひとりではなく、コンビ(pair)だ」という話を今朝読んだ。(The End of ‘Genius’) ポール・マッカートニーとジョン・レノン、フロイドと Wilhelm Fliess、キング牧師とRalph Abernathy、ピカソとジョルジュ・ブラックなどの例が挙げられている。CSルイス

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    tmura3 2014/07/31
    ふたりはプリキュアですね。わかります。
  • 人生の豊かさは「意志」こそが決める - ICHIROYAのブログ

    成功、あるいは、豊かな人生を送ることができるかどうかは、才能と努力のどちらが決めるのだろうか。 一般的に言われているように、それは(才能)x(努力)の掛け算によって決まり、才能が多少でもあれば、人並み外れた努力でカバーできると思われる。 しかし、努力というものは、強い継続的な意志が必要となる。 その意志はいったいどこから生まれるのだろうか。 僕はポジティブなことばかり書いているから、脳天気と思わているかもしれないが、案外、人間というものに対する絶望は深い。深いからなんとかその深淵から頭を出したくて、懸命にポジティブなものに眼を向けている面がある。 で、ついつい考えてしまうのは、その「意志」だって、結局は運や偶然、あるいはもって生まれた才能が生むのではないかということである。 たとえば、以前紹介した用務員から校長先生になられたひとだが、彼の才能を見出してくれた先生がいなければ彼は今でも用務員

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    tmura3 2014/03/10
  • 組織人適正診断フローチャート図をつくってみたよ! - ICHIROYAのブログ

    上の図が読みにくいので、文章では・・ (1)イエスマンはめちゃくちゃかっこ悪いと思う YES→(2)へ NO→(3) (2)同期や年下の部下になっても全然構わないと思う YES→(A)へ NO→(3) (3)確実に失敗に終わると思われるやり方を自分のチームに命令されたが・・・ YESと言う→(5)へ NOと言う→(4) (4)ささやかではあるけれど厳密には違法であることをするように自分のチームに命令されたが・・・ YESと言う→(6)へ NOと言う→(A) (5)手塩をかけて育てた部下の昇格を後回ししたいのだがと上司から相談されたら・・・ YESと言う→(7)へ NOと言う→(6) (6)自分が開拓したお取引先に厳しい条件変更を迫るように命令されたが・・・ YESと言う→(C)へ NOと言う→(B) (7)支払い余力の少ないお客様に高額品を売ることを命令されたが・・・ YESと言う→(8)

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    tmura3 2014/03/09
    オチがなかなか。
  • 55才の誕生日に55のバケットリストを・・・(BucketList.orgでバケットリストを共有しよう!) - ICHIROYAのブログ

    55才になった。 10代のひとたちから見ると、そろそろ「おっさん」ではなく「おじいちゃん」という年齢らしい。 たしかに、病気や様々なことを考えると、おもいっきり働けるのは、あと10年。 でも、10年というのは短いようで、何かをやるには、ちょうど良い期間でもある。 青木優さんという方のブログに「人生でやりたい100のリスト」というのがあって、かなり感銘を受けた。 で、ちょうど切りも良いことだし、僕もそういったものを書いてみようかなと思い立った。 しかし、書き始めたみたものの、さすがに枯れかけているだけあって、やりたいことを100もあげることができそうもない。 そこで、ちょっとググってみて、ほかのひとたちがどんなリストをもっているだろうかと調べてみた。 そして、BucketList.orgという素敵なサイトをみつけた。 このサイトでは、バケットリスト(死ぬまでにしたいことのリスト)を簡単につく

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    tmura3 2014/03/08
    ◻︎残りはブコメで補完する。
  • 誰かの役に立つブログってなんだ?(いぬじんさんの提言への返答) - ICHIROYAのブログ

    きのうはいぬじんさんからいただいた嬉し恥ずかしいエールとアドバイスに返答すべくブログ記事を書き始めたら、題に入れずに今朝になってしまった。 ブログについて悩んでいるイチローさんに伝えたい、10の提言! - 犬だって言いたいことがあるのだ。 では、きのうの記事の続きです。 ”1、ターゲットを変える” ”2、自分の書きたいものを書く” 今朝もたまたま、気になる記事を2読んだ。 *読まれるブログとそうじゃないブログの違い *あらゆる経験は、すべて、誰かの役に立つ 最初の記事は「読まれるブログというものは、読者のために書かれている」ということがわかりやすく書いてある。そして、後の ( id:watoku55 ) さんの記事は、「人にとって特別でなくても、すべての経験は誰かの役に立つ。そして何人の役に立つかではなく、目の前のひとりといえども、それで助けることが重要」と書いてくださっている。 そ

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    tmura3 2014/03/02
    イチローさんグラノーラはじめるってよ!ようこそ!こちら側へ。
  • オフ会というものに生れてはじめて参加して感じたこととは - ICHIROYAのブログ

    生まれてはじめて『オフ会』というものに参加してきた。 楽しかったです! メンバーは ズイショ (id:zuiji_zuisho) さんとヤマネさん。 言いだしっぺのいぬじん(id:inujin)さんは風邪でダウン。 ズイショさんが言いつくしてくださってるんだけど、はじめてお会いしたのに、誰が名刺を出すわけでもなく、お互い勝手知ったなかでソク、共通の話題にはいれてとっても楽しかった。 ヤマネさんはアイコンに自分の写真を使っておられたのでイメージどおり。ズイショさんは犬のアイコンで実物とイメージの重ね合わせにほんのちょっと時間がかかったけど、話をするうちに焦点がみるみるあっていく不思議な感触を味わった。ズイショさんのほうでもそんな感じだったんじゃないだろうか。アイコンが『犬』同士の出会いって、こんな感じなんだろうなと思った。そういえば、いぬじんさんのアイコンも『犬』のイラスト。 おふたりは娘と

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    tmura3 2014/02/25
    いいな!
  • あなたがいま置かれている環境に、あなたが将来何になるかを決めさせるんじゃない - ICHIROYAのブログ

    世の中にはさまざまな仕事があるけれど、教育者というのはとりわけ特別な仕事だと思う。 大阪市でおこなっている校長先生の公募は、意欲的な試みだとは思うけれど、「教育者」の資質をもちながら在野にいる人を探しださねばならず、なかなか難しい。 たまたま、今朝、教育に関する、素晴らしいニュースを読んだので、紹介したい。 La. principal's success is a lesson in perseverance(校長の成功は忍耐のレッスン) ソニア氏は、最近、ロスの小学校の校長先生になった。 彼は、子どもたちとほんとうに幸せそうに、満面の笑みで接する。いつもにこにこしていて、渋い顔などしたくてもできそうもない。 30年以上前、彼はこの小学校の用務員だったのだ。 彼がそのときに使っていたモップルーム(清掃道具部屋)が現在もあって、そこのことを、彼は、「私のオフィスだった部屋」と呼ぶ。(ここ↓)

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    tmura3 2014/02/13
  • お店を持つというギャンブル~JR大阪三越伊勢丹縮小のニュースに思うこと - ICHIROYAのブログ

    不振の続いていたJR大阪三越伊勢丹が大幅縮小を決めたというニュースが数日前に話題になっていた。 三越伊勢丹が梅田に出店すると決まったとき、僕は梅田大丸の営業企画部に在籍しており、非常に不安な気持ちになったことを覚えている。 結果的にJR大阪三越伊勢丹は失敗に終わり、その理由がさまざまに囁かれている。 そもそも、百貨店の強さは、「大きければ大きいほうが良く」「建物の高さは低ければ低いほど良く」「駅から近ければ近いほど良く」「(開業や大規模改装が)新しければ新しいほど良い」という結構単純なルールによって決まるのではないかと思っている。 それを覆すためには、よほどの独特の戦略、真似のできない戦略が必要になるので、新宿伊勢丹店のような例は、そう簡単には生まれない。 今回の件は、その立地と建物の構造によるところが大きいと思うが、僕がいま書きたいと思っているのはそのことではない。 JR・三越・伊勢丹

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    tmura3 2014/01/25
    独立する人に感じていた違和感が言語化されてた。
  • 「ブログの上にも半年?」「ブログの上にも3年?」いや「ブログの上にも9年」だ! - ICHIROYAのブログ

    すでに神話のようになった説がある。 様々な分野でトップクラスの実績を残すひとは、ほぼ例外なく10,000時間にわたる努力の末にそこに到達しているという話だ。(たとえばこんなわかりやすいまとめ) 今朝、こんな記事をみつけて少し嬉しくなった。 Debunking the Myth of the 10,000-Hours Rule: What It Actually Takes to Reach Genius-Level Excellence(10,000時間ルールを巡る神話を覆す:実際に天才レベルに到達させるものはなにか) この記事はEQ(心の知能指数)をひろめたダニエル・ゴールマン氏の近著『Focus』の要約と抜粋なのだが、10,000時間ルールを広めたエリクソン博士から得た知見などを元に、そのルールに関する誤解を指摘している。 記事の要約を一言で言うと、「10,000時間は必要だが、天才の

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    tmura3 2014/01/23
    なるほど。9年続ける持久力をあとはどうするか。
  • 僕が2年近くも毎日実名ブログを書いている理由 - ICHIROYAのブログ

    いい歳こいてなんで実名のブログなんてやって恥晒してんだよ、って息子がいれば言われるに決まっている。 しかし、2年近く毎日書いてきたがやめない。へこんで何度かやめそうになった。 作家になりたいのかよ? いや、違う。僕が一番好きな時間は仲間とチャレンジングな仕事をしていてワイワイやっている時間で、ストーリーをひねりだそうとしてウンウン唸っている時間じゃない。職業作家になるほどの能力もなければ覚悟もなく、そもそもそれが一番好きっていうこともない。 50才を超えた僕に残された時間でしたいことは、(1)現在のビジネスをなるべく収益性を上げて仲間が長く働けるようにすること、(2)アンティーク着物の画像を将来に残すためのNPO(Kimono Archive)を軌道に乗せることである。そしてその先の遠い遠いところに、日の染織品を専門に集めた博物館をつくる機運が盛り上がればいいなと夢見ている。 ブログの更

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    tmura3 2014/01/16
    頑張って下さい!
  • こういうタイトルの記事を毛嫌いしないほうが良い10個の理由 - ICHIROYAのブログ

    ネットでよく見かけるタイトルに、『〇〇すべき10の理由』とか『〇〇ための当に大切な8つの技術』とかっていうのがある。 かく言う僕も、たとえば『絶対に失敗せずに「商売」を始める10のポイント』などという記事を書いたことがあり、いただいたコメントのなかに「タイトル詐欺っぽいタイトルで価値ある文、っていう一周回ったタイトル詐欺」っていうのがあってちょっと面白かった。 こういう書式のタイトルと記事はあまりに多く目にするし、内容が伴わないと思われることも多いので、そもそもこの書式のタイトルは「怪しい気なもの」という印象が強くまとわりついているのだなと納得した。 ところで、今日読んだこの記事『Crazy Ways Web 2.0 Companies Tap Into Humanity’s Innate Need for Organization』(組織化したい人間の能を利用するクレイジーなWeb

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    tmura3 2014/01/11
    これはいいタイトル詐欺