いまの時代、「学ぶこと」は学生や研究職に就いている人たちだけに必要とされるものではない。ビジネスの現場で経験を積み、プレーイングマネジャーとして忙しい毎日を送っているような年代の人たちこそ、改めて「学び方」を見なおすべき。 そう主張しているのは、『40歳を過ぎても「会社に必要とされる人」でいるための学ぶ技術』(石田 淳著、日経BP社)の著者。米国で成果を上げている行動分析に基づいたマネジメント手法を、日本人向けにアレンジして「行動科学マネジメント」を確立したという人物です。 大事なのは、「これからのグローバル社会では英語が大事だ」「いや、プログラミングを学ぶべきだ」「やっぱりMBA(経営学修士)を取得するべき」といったように、学ぶ対象を見定めることではありません。仕事で必要となる知識は、あなたが想像する以上の速さでさま変わりしていくからです。学ぶ対象を見つけることよりも大切なのは、多忙な毎