各部のサイズがインチ(inch)という単位に基づいて作られているネジ。コンピュータ関係では、ネジ部の直径が約3.5mmで、長さが約6mmのものがよく使われている。 ネジにはさまざまなサイズや種類があるが、よく使われるものは標準仕様として規格化され、それが国際規格や、各国ごとの国内規格として普及している。インチネジは、英米でよく使われている「ヤード・ポンド法」に基づいて規格化されたネジである。ただし一言でインチネジといっても、実際にはイギリスとアメリカでは規格の細部が異なり、互換性はない(ネジ山の角度が少し異なるなど)。前者のイギリス規格のインチネジは、開発者のイギリス人の名前をとって「ウィットネジ(もしくはウィットウォースネジ)」と呼ばれ、日本国内でも建築関連の分野で使われている。アメリカのインチネジはこのウィットネジ規格をベースにしたANSI規格ネジであり、さらにそれがISOで「ユニファ