■JMSとは? JMSは通称「MOM」(メッセージ指向ミドルウェア)と呼ばれるエンタープライズメッセージングシステムにアクセスするための標準APIです。つまり、メッセージングシステムそのものの実装ではなく、MOMのサービスを利用するためのJavaベースの標準インターフェイスであるということです。JMSで定義されている仕様はベンダ・ニュートラルであり、どのMOMにアクセスする場合でも、一部の属性のみに個別の情報を定義するだけで、JMSアプリケーション自身は共通の手順と構成でシステム構築を進めることができます。 また、JMSを利用することで複数のアプリケーションがメッセージの交換を通じて通信することができるようになります。そのメッセージング形態はピア・ツー・ピア型であり、JMSアプリケーションは通常「クライアント」に位置付けられます。JMSはJ2EEのほかのサービス(JTA/JTS、JNDI、
Spring JMS ※本記事は2005年、Blog MBeansで連載されたものです。 第1回 JMS(Java Messaging Service)は、Javaでメッセージングサービスにアクセスする標準APIです。 JMSを使うことで、ベンダ依存しない(多分・・・)メッセージングサービスへのアクセスを行うコードが記述できます。 Springでは、このJMSを比較的簡単に実装できるインタフェースを準備しています。 今回はSpringでの実装の前に通常のJavaアプリケーションの実装を見ていきます。 ActiveMQ まずはJMSの環境作りからはじめます。今回はJMSプロバイダとしてActiveMQ 3.0http://activemq.codehaus.org/を使います。 ActiveMQはオープンソースのJMS1.1(1.02)プロバイダです。 ソースコードのライセンスには Apac
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