Support Toolsに含まれるfileverというコマンドを使えば、コマンドラインで簡単に調査することができる。 Windows OS用の実行ファイル(.exeだけでなく.dllや.sys、.drvなど、各種システム・ファイルも含む)では、プログラムのバージョンやビルド番号、動作環境などに関する情報がファイルのヘッダ部分に記述されている。ファイルの名前や日付、サイズだけでは分からないような、内部的な細かいバージョン情報がここには記述されており、システムやアプリケーション・プログラムは、正しいバージョンのファイルの組み合わせでのみ正常に動作するようになっている。もし間違って異なるバージョンのDLLを呼び出したりすると、システムが安定に動作しないばかり、重大なセキュリティ・ホールが顕在化する可能性もある。 このバージョン番号やビルド番号は、Windows OSが最初にリリースされたときは