5月30日から開催されたAWS Summit 2017の2日目。事例セッションでは音楽配信サービス「mora」を展開するレーベルゲートの久慈道晃史氏が、プレビュー中の「AWS Snowball」を使った300TBものデータ移行プロジェクトについて披露した。 覚悟を決め、迷いを捨ててAWSへの移行を推進 2000年に設立されたレーベルゲートは、レコード会社が運営する音楽配信サービス「mora(モーラ)」を2004年から展開している。2010年には国内初のAndroid向けサービス「mora touch」、2012年からは公式にnon DRM配信をスタート。2013年10月からは非圧縮・高音質なハイレゾ音源に注力しているほか、3月には音楽配信サービスとしては初となるAmazon Payへの対応を発表した。国内初・世界初を謳う最新技術へのこだわりが同社の大きな売りと言えるだろう。 レーベルゲート