※下に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" 莫切自根金生木 : 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 唐来参和『莫切自根金生木』[天明5(1785)年刊] ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 ①本文 する程の事が間違ひけれバ、 「世の中ニハ富《とミ》で身代を仕舞《しま》ふも有るから、然《さ》らバ是から付けてミん」 とその身ハ勿論《もちろん》、手代どもまで言ゝ付け、見徳《けんとく》の悪い夢を幾《いく》らも買い、無性ニ札を整へる。 ②手代A 「明神の百枚《ひやくまへ》も、天神の五十枚も、一ツ目の七十枚も、感応寺の六十枚が五十番ながら皆当たりました。 一から止めまで有り丈《たけ》出ました。 一枚も無駄ハ御座りませぬ。 ③萬々の妻 「本《ほん》ニ当たる因果なら、花ばかりでおけば良《い》ゝニ、一まで取るとハあんまりだ」 ④手