ITmediaエンタープライズに11月14日、「IDC、2009年のIT支出予測を下方修正――金融危機と消費支出減少が理由」という記事が掲載されました。 11月15日の日本経済新聞にも「世界のIT投資 2.6%増に鈍化、米IDC、来年予測引き下げ」という記事が掲載されていますので、ごらんになった方も多いと思います。 このような調査を見ると、「このような風潮なら、IT投資を控えようか?」という考え方も出てくるかもしれません。 しかし、この記事をよく見ると、「マイナス成長になる」とは言っていません。「伸び率が鈍化する」と言っています。 この点、とても重要です。 記事でも、 ---(以下、引用)--- .......同社の予測がわずかながらも成長を示しているという事実は、ほとんどすべての企業においてITがいかに重要になったかを示すものである。 IDCのアナリスト、ジョン・ガンツ氏は報告書の中で、