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ブックマーク / masayang.hatenablog.com (95)

  • 市場が決めること - masayang's diary

    id:higayasuoさん SIerの解体と再生 id:JavaBlackさん 無責任な顧客企業とSIビジネスは鶏と卵 上の二つの記事を読んで思ったことをつらつらと... 自分も今のままでは、日のシステム業界に未来はないと思っている。 二年前に書いた記事を参照。 全部顧客企業で内製しろ、と言ってるのではないよ。 内製すべきもの、外部に委託するべきものを分けるための「判断軸」を用意しないとダメ、って言ってるわけですよ。 この「判断軸」こそ、その企業の「情報戦略」なわけで。 そして「判断軸」を持ってない客ってのは、「高い〜 高い〜」とSI屋に文句をたれるのが常。 自分もひがさんと同じ理想を持っている。 でも今のシステム業界が自身を改革するのは無理だろうね。 2〜3人の気の知れた仲間でも、意見が合わなくなるときはある。 10人越えたら、中々意見はまとまらない。 ましてやそれなりの人数が集まる

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    tokada
    tokada 2009/07/27
  • 実はクラウドにちょっと期待している俺がいる - masayang's diary

    景気が悪くなると、どこの企業もやることは大抵決まっている。 経費削減! 切り詰めて切り詰めて切り詰めて、数四半期耐えればそのうち景気は底を打つ。 経費削減で原価が下がってるから、底打ちとともに業績は回復を始める。 通常の(Cyclicな)景気後退なら、ね。 バランスシート不況 どうやらはバランスシート不況らしい。 経費削減で耐えても、業績が回復しなければ意味はない。 やがて、経費だけではなく「削れる資産」に手を付ける必要がある。 自社資産の社ビルを売っぱらって、そこに賃貸で入居する、みたいな。 クラウド クラウドはちょっと騒がれ過ぎな感じもするけど、そこに至る経緯は経営者の目には極めて合理的に映るはずだ。 非効率な使われ方をしている自社サーバ群を、仮想化で効率化しよう→自社資産の圧縮につながる。 自社サーバ群と同じ仕組を貸してくれるサービス(クラウド)があるから、そいつを使おう→ハードウ

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    tokada 2009/05/30
  • もう金庫は空っぽなんです by オバマ大統領 - masayang's diary

    DRUDGE REPORT: OBAMA SAYS 'WE'RE OUT OF MONEY'を速攻適当翻訳 C-SPANのインタビューで、オバマ大統領は米国民に対して力強く語った。「資金は尽きた」と。 以下、C-SPAN側聞き手はSteve Scully氏(Washington Pres Corps)。 Scully: 「もうご存知ですよね。財政赤字は1.7兆ドル。国全体の負債は11兆ドル。アメリカはどの時点で資金が尽きますか?」 オバマ: 「もう資金は尽きてます。既に大きな赤字の元でやりくりしています。この大きな赤字は医療保険などで最近下した結果ではありません。この数年の経済危機と、過去数十年に渡って医療保険に関して放置してきた積み重ねが、今の状態を生んでいます。」 オバマ:「まず短期的な課題があります。金融機関を救済するために多大な資金が必要でした。自動車産業に競争力を取り戻す必要もあ

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    tokada 2009/05/24
  • カーボンフレーム崩壊 - masayang's diary

    自分が走っていたカテゴリでクラッシュ発生。 やや荒れた路面を走っていたら、唐突にフレームが折れたそうな。 選手はほぼ無傷。

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  • 不況とマイクロマネージメントの相乗効果 - masayang's diary

    昨年9月以来の日出張。 システム開発業界にも冷たい風が吹きまくりなのを実感。 前回出張時より確実に状況はまずくなっている。 マイクロマネージメントは状況を悪化させる その「まずい」状況をよりまずくさせている要因がある。 マイクロマネージメントだ! 利益が減っていく中で細々とした管理を徹底すると、利益はさらに低下してしまうか、赤字に陥る。 一方、世の中には「マイクロマネージメントで赤字が減らせる」と思っている現場があるらしい。*1 正しくは「マイクロマネージメントで原価が膨れ上がったプロジェクトに対してもお金を払ってくれる太っ腹な*2お客さんがいた*3」というだけのこと。 売上が減ると...現場は悲惨なことになる。 あなたの現場はマイクロマネージメント? 以下に該当する項目が多ければ多いほど、あなたの現場はマイクロマネージメントだと思ってよい。 パワーポイントのマスタースライドは所定のもの

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    tokada 2009/04/03
  • あなたの説明責任(Accountability)がなんぼのもんじゃ - masayang's diary

    相変わらずのマイクロマネージメントな現場だらけで心が荒む日出張。 が、よく見るとマイクロマネージメントには二種類あることがわかる。 「管理される側が力量不足なので、管理する側は細々と面倒みないといかん」 「管理する側の説明責任を取り繕うために、管理される側に対して細々指示を飛ばす」 今回問題にしたいのは、後者。 「私には説明責任がある。だから○○と△△と××しろ。」と部下に細々指示を出すのは簡単である。 だが、その説明責任とやらを遂行できない場合にどれくらいの損失が発生するというのだろう? 降格・減給といった、認識可能な損失? それとも、「こら!」と誰かに怒られるだけ? あるいはプロジェクトがお取り潰しになる? 説明責任を果たせない代償は様々だろう。 でも、その「代償」は「チーム全体の生産性」「部下のやる気」あるいは「部下が将来役立つ技術を学ぶための機会」を奪ってでも回避したいものなの?

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    tokada 2009/04/03
  • アジャイルな見積りと計画づくり - masayang's diary

    安井さんから1月下旬に頂いた「アジャイルな見積りと計画づくり」。 アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~ 作者: Mike Cohn,マイクコーン,安井力,角谷信太郎出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2009/01/29メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 74人 クリック: 764回この商品を含むブログ (226件) を見る なんと読むのに二ヶ月かかってしまった... 言い訳すると...印象に残った所に付箋をペタペタ貼っていたため。 大変遅れてしまって申し訳ないが、読後感想などを... 全般 これからAgileを始めたい人はもちろん、既にAgile開発に詳しいつもりの人も、「俺はウォーターフォールでいいんだ」という人にも是非読んでもらいたい。 特に「進行基準」に興味ある人には強く推薦。 読んだ後は「見積りを精査します!」なんて

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  • IT業界で楽しく仕事をするための10カ条(毒) - masayang's diary

    JavaBlackさんとこ経由: IT業界で楽しく仕事をするための10カ条のぱくり。 其の一、仕事は遊ぶための資金稼ぎと割り切るべし。 其の二、分からないことは、「わかりません」と素直にみとめるべし。 其の三、仕事中はひたすらブクマ項目追加に努めるべし。 其の四、社内外で毒を吐くべし。 其の五、勉強会やセミナーでは発表者が「もういいよ」というまで質問すべし。 其の六、専門分野を隠し、知ったかぶりする上司を嘲笑すべし。 其の七、会議は寝る場。 其の八、パソコンも携帯も持ってないととぼけるべし。 其の九、コーディングはできません、と演技すべし。 其の十、メモはポストイットで充分。 其の一、仕事は遊ぶための資金稼ぎと割り切るべし。 自分も趣味のプログラミングからこの業界に入ったけど、趣味仕事とは別次元。趣味=楽しい、仕事=楽しくない。楽しみは仕事以外に持つのが吉。 其の二、分からないことは、「

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  • Agileが根付かないもう一つの理由 - masayang's diary

    プロジェクト失敗率とリスク」の続き。 id:suikyojinさんからトラックバックをいただいた。 大規模Agileの失敗率は驚異的に低い? そもそも、大規模プロジェクトの失敗率って、ものすごく高くて、70%とか80%とかいった数字を見たことがある。基準が同じとはかぎらないので、断定できないが……。 そうなのです。「失敗」の定義は意外と難しい。随分前に訳した「失敗とは何か」では CHAOSレポートによれば、成功するプロジェクトの割合はたったの34%だそうな。 Standish GroupのCHAOS reportは、長年に渡ってドブに捨てられてきた何十億ドルにもなるIT関係プロジェクトの話を延々と述べている。34%の成功率っていうのは実は改善された数値で、2001年の調査では28%だったんだな。 とのこと。失敗率66%。ただし、この記事でMartin Fowler氏は 納期が遅れたとか予

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  • 特徴(Feature)、粗筋(Story)、脚本(Scenario) - masayang's diary

    Agile開発に限らないが、システム*1業界用語ってカタカナ*2表記が多すぎる。 「いや、元々が舶来なので日語では微妙に表現できないのですよ」という人もいるかもしれない。 でも、この「カタカナ表記のまま」ってのが意思決定者の判断を誤らせたり、新規参入者に対する壁を高くしたりしている可能性は排除できないのではないかな。 今日、この後打ち合わせが入ってるプロジェクト*3もFeature、Story、Scenarioがごっちゃになりかけている。 なんとかわかりやすく表現できないかと悩み中。 以下、自分の案。名訳があったら、是非教えていただきたい。 Feature=特徴 自分は今までFeatureを「機能」と紹介してきた。 同じ「機能」でも開発者が対象にするのはFunctionで、利用者が対象にするのはFeatureですよ、と説明してきた。 でも、安井さんと角谷さんの29頁を読むと「特徴」がい

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    tokada 2009/02/02
  • 要件定義とか設計とか真面目に考えてみよう - masayang's diary

    画面設計とか外部設計とか、もうやめようよに対し色々意見をいただいた。感謝。 要点繰り返し 自分は「画面の見を使ってフィーチャを抽出する」というやり方に反対はしてない。 ただし、その「見」が妙に具体的かつ詳細になってくると、来フィーチャではないものまでフィーチャとして取り出してしまい、後続の工数が膨れちゃうよ、ということを警告しているのである。 「妙に具体的かつ詳細な見」ってのは、世の人がいう「画面設計書」でしょ? なのでそんなのはやめちゃえ、ということ。 以下、頂いた意見に対しての感想などを。 家やマンションに例えない 「家やマンションは最初に完成像をみてもらい納得してもらう必要がある。システム開発も同じだ。」みたいな意見があった。 画面の見があれば完成像を想像しやすくはなるけど、実際に動く見があれば想像する必要はなくなる。 むしろ、操作することで「紙芝居」ではわからなかった要

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    tokada 2009/01/31
  • 画面設計とか外部設計とか、もうやめようよ - masayang's diary

    昨日は特徴(Feature)、粗筋(Story)、脚(Scenario)でちょいと言及した「Feature, Story, Scenarioがごっちゃになりかけている」プロジェクトの人達とお話しする機会があった。 よくよく見ると、FeatureとFunctionとがごっちゃになっていた。 つまり、要件分析の段階で実装のことを考えていたのである。 なぜ、そうなったのだろう? 画面から要件分析をすると、こうなる どうやら要件分析する前の段階で「コンサルタント」の人達が、画面を使ってお客さんと「要件定義」をしていたらしい。 「この画面でこういうデータを入力すると、こんな画面に遷移します」みたいなやりとりがあったのだろう。 紙芝居感覚で交渉できるからわかりやすい。 だけど、先に画面を決めちゃうというのはいくつかの(そして時に致命的な)問題を抱えている。 実装をフィーチャとして捉える可能性。 例え

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    tokada 2009/01/30
  • 大統領就任 - masayang's diary

    火曜日から米国の大統領はオバマ氏になる。「オバマ相場」みたいな現象はあるのだろうか? まずは2001年のブッシュ就任前後を振り返ってみよう。 就任前週に1276を付けてからS&P500は反転し、三週間ほど株価は上昇。 就任後半月して1383の高値をつける。8.4%の上昇。 が、ここから三月に向けて下落。下落幅は21.8%。 株式市場は景気の先行指標なので、実はブッシュ当選が確定した2000年10月の時点で下落基調は始まっていたと思ったほうが良い。にも関わらず、就任式前から株価が(弱いながらも)反発したのは、「ブッシュ相場」に淡い期待をかけた人達が少なからずいた、ということだろう。 結果的には空売り筋に燃料を投下していただけだった、ということになる。 銀行救済 金融機関が株式相場の足を引っ張っているのは事実なんだけど、金融部門がS&P500に占める重みは随分軽くなってしまった。なので、金融機

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    tokada 2009/01/19
  • ニューディール2.0 - masayang's diary

    Minyanville: Five Things You Need to Know: Bernanke Fingers the Culprit, An All-Encompassing Credit Boom Under ordinary circumstances, once a crisis has passed people come together to try and sort through the causes, cures and to make sure it never happens again. But that's under ordinary circumstances. 通常、危機をやり過ごしたら、人々はその原因を追究し、対策を講じ、二度とその危機が生じないようにする。ただしこれはあくまでも通常の場合、である。 Under our extraordinary

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  • 本日の運動・初クロスバイク - masayang's diary

    嵐の合間をついて、クロスバイクにてArastradero公園を急襲。 クロスバイク、楽しすぎる。 子供の頃、下校時にわざわざドロドロの田んぼの中を突っ切って泥だらけになった。あんな感じ。 中古で買ったORBEAのクロスバイクには172.5mmのクランクがついていた。今までは170mmだったので不安だったが、172.5mmのほうが回しやすいかも。 Arastradero公園の中は雨でドロドロ。ドロドロになっているのは泥だけじゃない。徘徊している馬や他の野生動物の排泄物も相当混じっているはず(笑 タイヤは28mmと細め。これで泥道を登るのは、ペダリング矯正のよい練習になりそう。 写真は公園内にある休憩施設にて撮影。ドロドロ。 24mile 2時間45分 118bpm ave 1200kcal

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  • クロスバイクきたー - masayang's diary

    Orbeaのクロスバイク。 Katheryn Curi Mattis選手から中古で購入。

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  • 追い貸しは無駄 - masayang's diary

    GoogleでGMの財務状況を見ることができる。やや古い数値だが、このページによれば 2008年9月の時点で599億ドルの債務超過。日円だと5兆4000億円くらい。普通に考えて破産状態。 そういう所に150億ドルの救済融資をしたところで...破産状態のまま。 同ページでは債務超過額の推移をざっと見ることができる。 2006年末...56億ドル 2007年末...370億ドル(12ヶ月で314億ドル増加) 2008年9月...599億ドル(9ヶ月で229億ドル増加) 9月時点では月間26億ドルの速さで債務が増えているが、その後一層販売不振に陥っているので「出血」は加速しているはず。150億ドル輸血したところで出血率が改善されない限りは数ヵ月後に再輸血、再々輸血が必要になるのは見えている。 類似品 Obama: HUD pick central part of economic bluepr

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    tokada 2008/12/15
  • 元Big3救済策、上院で否決! - masayang's diary

    ある程度予想はされていたが、救済案は上院で否決。 株式先物はすと〜んと下落。 でもですね〜、これはもしかしたら「良いニュース」かもしれないと思うのですよ。潰れていく会社に追い貸しするほど愚かなことはない。決して回復することはなく、「もっと貸せ」と言ってくるに決まってる。 Chapter 11に追い込めば、クレクレ労組の権利も制限されるし、売れない車を作ることもなくなる。 さらに...米国自動車企業救済ってのは実は保護主義に突っ走る、ということでもあるんだよね。GM/Fordを生き残したら今度は連中の車が売れるように様々な規制を強化するのは見えている。輸入車への関税を増やしたり、海外の工場には不利な条件を科したり。 そうなったら...アメリカで買える車は 高くてクソみたいな車と ものすごく高いけど、クソじゃない車 しか選択肢がなくなる。当然、車はますます売れなくなり、さらなる支援策が必要

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    tokada
    tokada 2008/12/13
  • 「大規模開発」と「大規模な開発」 - masayang's diary

    Agile開発の話をすると、ほぼ必ず出てくるのが「うちらは大規模開発だから。Agileなんて無理でしょ。」という指摘。 「あ〜そうですか〜 大変ですね〜」と頷きながら、「当は『大規模開発』と『大規模な開発』を履き違えているんだろこの野郎」と心の中では思っているのであった。 Slashdot: Hello World? That's easy!より引用: public interface MessageStrategy { public void sendMessage(); } public abstract class AbstractStrategyFactory { public abstract MessageStrategy createStrategy(MessageBody mb); } public class MessageBody { Object payload;

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  • Agileによる再構築 - masayang's diary

    「レガシーシステムとは?」と訊かれたら、自分は迷わず「Agileで作られてないシステム」と答える。 Java(servlet直呼び出し)で書かれた古いシステムをRailsで書き直したことがあるけど、非常にコンパクトなコードになってしまった。むしろ周囲が「これで旧システムと互換性あるの?」と心配したくらいである。 で、同じような案件がないか調べていたら次の短論文を発見。 An Agile Approach to a Legacy System(PDF英語) 例によって無断適当に邦訳。長文注意。 An Agile Approach to a Legacy System Chris Stevenson and Andy Pols 概要: 稿では小規模かつ自発的に形成されたXPチームがいかにしてぐちゃぐちゃな問題を抱えたシステムをきれいにしていったかを解説する。我々はレガシーアプリケーションを

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