2016年12月15日のブックマーク (1件)

  • 閑さや岩にしみ入る蝉の声 - Wikipedia

    閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずかさや いわにしみいる せみのこえ[1])は、松尾芭蕉が元禄2年5月27日(1689年7月13日)に出羽国(現在の山形市)の立石寺(山寺)に参詣した際に詠んだ発句[2]。『奥の細道』に収録されている。随伴した河合曾良が記した『随行日記』では、山寺や石にしみつく蝉の声とされている[2]。『奥の細道』の中でも秀吟の詩として知られている[2]。 1926年、歌人の斎藤茂吉はこの句に出てくる蝉についてアブラゼミであると断定し、雑誌『改造』の同年9月号[注釈 1]に書いた「童馬山房漫筆」に発表した[2]。これをきっかけに蝉の種類についての文学論争が起こった。1927年、岩波書店の岩波茂雄は、この件について議論すべく、神田にある小料理屋「末花」にて一席を設け、茂吉をはじめ安倍能成、小宮豊隆、中勘助、河野与一、茅野蕭々、野上豊一郎といった文人を集めた[2]。 アブラゼミと主

    tokyo26
    tokyo26 2016/12/15
    “1926年、歌人の斎藤茂吉はこの句に出てくる蝉についてアブラゼミであると断定し、雑誌『改造』の9月号に書いた(中略)これをきっかけに蝉の種類についての文学論争が起こった。”