●テレビをつけっぱなしにして他の用事をしていた。番組がかわる一瞬の沈黙の後、「十時になりました、ニュースをお伝えします」というNHKの男性アナウンサーの声が、「宇宙人がいました、ニュースをお伝えします」に聞こえて一瞬驚いた。勿論、すぐに、ああ「十時になりました」か、と気づいたのだが、日常のなかで不意打ち的に、あくまで冷静な口調として(NHKのニュースという権威のもとに)耳に届いた「宇宙人がいたました、ニュースをお伝えします」という言葉の感触が、妙に気持ちに残った。
◇きょうから日本脂質栄養学会、ガイドライン策定へ 動脈硬化の原因の一つとされるコレステロールについて、日本脂質栄養学会(理事長=浜崎智仁・富山大学和漢医薬学総合研究所教授)が「総コレステロール値またはLDL(悪玉)コレステロール値が高い方が総死亡率が低い」とする研究成果をまとめた。3、4日に愛知県犬山市で開かれる第19回日本脂質栄養学会で発表する。【青山郁子】 日本では狭心症などの持病がない場合、血中のLDLコレステロール値が140ミリグラム以上で高脂血症と診断される。日本動脈硬化学会が07年に定めたもので、厚生労働省や多くの医療現場が基準値として採用している。 浜崎教授らは、東海大学が神奈川県伊勢原市の老人基本健診受診者(男性8340人、女性1万3591人)を平均7・1年間追跡した調査などを分析。男性ではLDLコレステロール値が79以下の人より、100~159の人の方が死亡率が低く、女性
毎週70万部も発行されている『週刊ポスト』誌上で、「おひとりさま論争」がおきています。 といっても、週刊誌を読まない女性の皆さんはご存知ないかもしれませんね。 ことの発端は、内田樹氏が「週刊ポスト2010/5/7、14合併号」で、 上野千鶴子さんの著書『おひとりさまの老後』を名指しで批判したこと。 タイトルには、 「内田樹が上野千鶴子に大反論!」 「おひとりさまでは男も女も生きられない」という文字がドカンと出ています。 週刊ポスト2010/5/7、14合併号 この記事を読んで、あまりの酷い内容に、アゼンとしました。 わたしたちは、2000年から上野さんの著書の読書会を続けていて、 『おひとりさまの老後』も1年かけて読みました。 「大反論」と書いてあるけれど、上野さんは内田さんのことを論じていないので、反論とは疑問。 どこをどう読めば、こういう「批判」になるのか、ひょっとして内田氏は本を読ん
ヒラメ養殖で全国一の生産量を誇る大分県の農林水産研究指導センター水産研究部(旧水産試験場、同県佐伯市)が、温暖化に伴う高水温状態でも元気なヒラメの育種に乗り出した。人間と同様に体調不良になりがちな夏場でも、病気になりにくい品種の確立を目指している。 同県のヒラメ養殖は、1980年代から盛んになり、気候が温暖な佐伯市蒲江など南部のリアス式海岸沿いにある養殖場が主な生産基地になっている。生産量は1488トンで全国の3割ほどを占め、同県にとっては重要な産業。だが近年、養殖業者から「夏から秋にかけて海水温が上がり、病気での死亡例が増えた」との声が聞かれるようになり、昨年は出荷までの生残率が半分ほどに落ち込んだ業者もあったという。 同部によると、佐伯湾奥の表面水温の上昇傾向が確認されており、08年までの32年間で約1.1度上昇したと推定されるという。 そこで同部は昨年12月、死亡例が多かった0
レール高温でJRダイヤに乱れ、2000人に影響 鹿児島県内在来線の一部区間 温度計が基準値超え「安全確保のため」徐行運転
「現代の物理学は、宇宙の創造において神の場所を与えない」 英国の世界的な物理学者スティーブン・ホーキング博士は、ダーウィンが生物学で創造主の必要性を排除したように、新しい物理学理論が宇宙のための創造主の役割を不必要なものにしたと主張した。 英紙タイムズが発行する科学月刊誌「エウレカ」は2日、近く出版されるホーキング博士の著書『グランド・デザイン(The Grand Design)』の一部を抜粋し、掲載した。創造論者の知的デザイン(Intellectual Design)を念頭に置いたタイトルの同書で、ホーキング博士は、「宇宙には創造主が必要か」という問いを投げかけ、「ノー」と答えた。 ホーキング博士によると、ビッグバンは物理学的法則の避けられない結果であり、神の手や偶然によって説明できるものではない。ホーキング博士は、「重力の法則があるため、宇宙は無から自らを創造でき、これからもそうするだ
大阪府岸和田市の長屋住宅から、生存していれば83歳の清井トシ子さんとみられる遺体が見つかった事件で、行方が分からなくなっていた清井さんの三男(52)が4日、同市内で見つかった。府警が発表した。三男は「遺体が見つかると思って逃げた。遺体は母で、4年前に亡くなった。その後、母の年金を不正に受給していた」と話しているという。 岸和田署によると、4日午前7時45分ごろ、三男の知人男性が交番に「三男がうちに金を借りにきた」と通報。署員が市内の男性宅近くで見つけた。所持金はほとんどなかったという。 三男は任意の事情聴取に対し「母は4年前の春先、布団の上でいびきをかき始めたと思ったら、動かなくなった」と説明。遺体に毛布を掛け、そのまま放置していたという。「供養してあげたかったがお金がなかった。遺体をそのままにしたことは反省している」と話しているという。清井さん名義の口座に2カ月に1回約20万円ずつ振
2010年09月04日20:05 カテゴリ法/政治 変わる小沢、変わらぬ小沢 ニコニコ動画で、小沢一郎氏にインタビューした。是非ききたかったのは「今でもグランドキャニオンの柵のような考え方は同じか?」ということだったが、彼は即座に「まったく同じだ」と答え、自己責任の哲学についてくわしく説明した。しかし「それと今のバラマキ福祉路線との論理整合性は?」と質問すると、「セーフティネットが必要だ」という通り一遍の答しか返ってこなかった。 印象的だったのは、「自民党政権では与野党の対立なんかなかった」という話だ。「自民党と社会党は地下茎でつながっていて、国会が止まったりするのは芝居。すべて実質的に全会一致だった。そうでなければ自社の連立政権なんかできるはずがない」というので、「そこまでわかっていたのなら、どうして自社連立に裏をかかれたのか?」と質問したら、「あそこまで節操がないとは思わなかった。私も
ニューズウィーク日本版 : オブザーヴィング日本政治 - 小沢の神通力はもう通じない(2010年08月30日) http://www.newsweekjapan.jp/harris/2010/08/post-61.php <小沢の長い政治経歴のもっと別の時点であれば、政治的な奇跡を起こして、よその政党から議員をごっそり引き抜いたり、新たな連立政権を樹立したりして、「ねじれ国会」を解消して政権を安定化できたかもしれない。しかし、今の小沢に奇跡を起こす力はないと見なしてほぼ差し支えない>。 <小沢はエノック・パウエルの格言どおりの末路をたどることになるのではないかと、私には思える。数々の敗北と数々の勝利を経験してきた小沢の長い政治人生は、ついに敗北により締めくくられるときが来たのかもしれない。いま自分が首相になるべきだという説得力ある理由を小沢は示せていない。民主党代表選で投票する有権者たちも
週刊ダイヤモンドの解雇解禁特集が方々で話題になっている。日本の極めて厳しい解雇規制が、企業の新規採用の抑制、非正規社員だけに押し付けられる不当な雇用リスク、日本のグローバル企業の国際競争力低下、ひいては日本経済の閉塞感の大きな原因になっていることはすでにさまざまな識者が指摘している。筆者は公務員も含めての日本の解雇規制の自由化が日本経済を再び成長軌道に乗せるための一丁目一番地だと考えている。結婚相手の職業人気1位が公務員、学生の就職先人気1位が公務員、そして新卒がみな大企業の正社員を目指す日本の現状は、病的だ。 いったん既得権を握った大企業の正社員や公務員が、どれだけ与えれれた仕事に向いていなくても、どれだけサボっていても給料をもらい続けられる一方で、非正規社員がどれだけがんばっても報われないような仕組みがあっていいわけはない。これでは江戸時代の身分制度だ。 また厳しい解雇規制が企業の採用
小沢一郎氏の出馬は民主党が、そして日本が立ち直る最後のチャンスかもしれません。日本の政治が低迷している原因は、90年代以降の世界の変化に対応して日本が大きく軌道修正しなければならないのに、自民党政権のころの「官僚丸投げ」が続いてきたことです。それに対して政治改革を実現しようとして自民党を割った小沢氏の行動は、それがたとえ党内の権力闘争に敗れた結果だったとしても、間違っていなかった。 そのとき彼の書いた『日本改造計画』は「小さな政府」をめざす理念が明確でしたが、その後の小沢氏は政局の読みを誤って自民党政権の復権を許してしまい、政党は離合集散を繰り返して、経済の低迷はますます深刻化しました。 その中でも、自由党のころまでの小沢氏は一貫していましたが、民主党との合併以降おかしくなり、最近は菅首相より社民的な路線を打ち出すようになりました。これが田中角栄以来のバラマキ路線に戻ったのだとすれば、彼に
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