最近、よく企業の方から「研修とワークショップは何が違うのか?」という質問をいただきます。あるいは、同じ”ワークショップ”という言葉を使っていても、聞いてみると「グループワークを取り入れた研修」であるケースも多いです。ここで、僕が考える研修とワークショップの相違点について書いておきたいと思います。(以下で論じるワークショップは、企業で実施するものを想定しています) まず、研修について辞書で調べると「職務上必要とされる知識や技能を高めるために、ある期間特別に勉強や実習をすること。また、そのために行われる講習。」と定義されています。教育目標が事前に明確になっていることから、研修は基本的に「インストラクショナルデザイン」という方法に基づいて設計されます。インストラクショナルデザインとは、特定の学習者集団に対して、知識や技術が身につくように最適な教授法を決める過程であり、事前に規定された教育目標を分
県教育委員会の前島富雄教育長は19日の定例の記者会見で、浦和(さいたま市浦和区)、熊谷(熊谷市)、久喜(久喜市)の3館体制で運営している県立図書館を新設の1館に集約する再編案を検討していることを明らかにした。新図書館は、熊谷市の県有地に建設する北部地域振興交流拠点施設(仮称)の中に入居する見通しという。ただ、久喜図書館の存続を求める声が根強く、前島教育長は「慎重に検討する」と強調した。【木村健二】 県立図書館は、浦和が60年に開館したのを皮切りに、熊谷(70年)、川越(川越市、75年)、久喜(80年)と相次いでオープンし、4館体制が続いた。だが、県内各地で市町村立図書館の整備が進み、川越図書館は02年度末で閉館し、03年度以降は3館体制で専門書を中心にサービスを提供。3月末現在の蔵書数は計約149万冊で、11年度の貸出冊数は計約31万5000冊だった。 県内の市町村立図書館は60年には15
今年7月前半の2週間、筑波大学で大学図書館職員長期研修 *1という研修に参加しました。国公私立の中堅どころの大学図書館員ならだれでも参加できるけれど、特に国立大学法人の係長クラスの職員はなんとなく必ず受けるもの、とされているイニシエーション的な研修(と、私は思っている)で、歴史は長く、今年で44回目だそうです。 さて、研修が終わると、9月あたまにレポートを提出しなければなりませんでした。テーマはある程度例示されているのですが、研修の内容に結びついていればほぼなんでもいいという課題で、結局、いつものことながら〆切り直前に書き始め、研修の内容に結びついているかどうかは怪しいテーマのレポートを提出しました。以下はそのレポートを手直ししたものです。 仮説の一つとして、図書館のウェブサイトのつくりようによっては、ウェブサイトを訪れた利用者が、実際に図書館に足を運んでくれて、何らかの物的・人的サービス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く