2014年2月16日、徳島県神山町にある、神山町の住民だけが利用可能な「隠された図書館」が一日限定で一般に公開されていました。 同館は、神山町のNPO法人を中心に1999年から行われているアートプロジェクト「神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)」において、2012年に招聘されたアーティストである出月秀明氏による作品とのことです。地域住民のみ、人生で三回、卒業、結婚、退職等の人生の節目に図書を寄贈することができ、また、同館を開ける鍵を持てるのも、寄贈者である住民のみとされています。今回の一般公開はホームページで告知され、町外から10組の利用者が訪れたとのことです。 「隠された図書館」 2月16日(日)開いてます!(イン神山, 2014/2/14) http://www.in-kamiyama.jp/art/15676/ 徳島・神山の「隠された図書館」、一日限定で一般公開へ(徳島経済
infoDOCKETに掲載された情報によると、オックスフォード大学ボドリアン図書館が、“オープンアクセス・サブジェクト・ライブラリアン”を募集しているとのことです。募集要項によると、このポジションは非常勤(週4日勤務)で、2015年3月末までの任期付きとなっており、その職務の内容は、同館のオープンアクセスに関するサポートのコーディネートを行い、またオープンアクセスに関する情報提供サービスや研修なども担当するものとなっているようです。 infoDOCKETでは、職員の募集情報は、現在のトレンドを見るヒントになるとの趣旨のコメントが付されて紹介されています。 Librarian Jobs: Bodleian Libraries, University of Oxford Looking for an “Open Access Subject Librarian”(infoDOCKET, 201
2014年2月18日に、国立教育政策研究所が、「生涯学習の学習需要の実態とその長期的変化に関する調査研究」報告書をウェブサイトで公開しました。 この研究は、国民の生涯学習のニーズの把握と実証的根拠に基づく生涯学習政策の課題の探求を目標としているということです。今回の報告書は、2010年度から2012年度にかけて行われた学習需要の調査研究をまとめたもので、これまでの研究の継続としての「職業人の学習」、「情報テクノロジーがもたらす学習の変化」、「高齢者の社会参加」の3つに加えて、特に重要な生涯学習の重要な政策課題として「家庭教育の支援」の研究が新たに追加されているとのことです。 平成24年度研究成果 5 生涯学習(国立教育政策研究所) http://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/seika_digest_h24.html#h24_5_2 研究報告書 / 概要版
ボンド大学(オーストラリア)の研究グループが、“The perfect storm: The convergence of social, mobile and photo technologies in libraries”と題するペーパーを公表しています。アブストラクトによると、携帯端末とカメラ技術とソーシャルネットワークの交差点に誕生したInstagramのようなプラットフォームについて、図書館がどのように活用しているのかはまだ深く調査されていないことから、Instagramの活用のトレンドを発見することを目的に実施された調査にまとめたものとのことです。 調査では、Instagramを利用している図書館で電子メールアカウントの判明したた65機関に対して、使用状況等についての調査を送付したとのことです。このうち回答のあった29機関に対して、追加調査への協力を要請し、15機関から合意を得
2014年2月14日、埼玉県の高校司書が選んだイチオシ本2013が発表されました。2012年12月から2013年10月までに刊行された237タイトルの中から、埼玉県の高校司書93名が投票によりベスト10を選んだとのことです。 2011年から2013年6月までの3年間、埼玉県では、高校図書館の楽しさを伝えるイベント「埼玉県高校図書館フェスティバル」が開催されていました。同フェスティバル自体は終了しましたが、その中で開催されていた「埼玉県の高校司書が選んだイチオシ本」は継続するとのことです。 埼玉県の高校司書が選んだイチオシ本2013 http://shelf2011.net/htdocs/?page_id=112 埼玉県高校図書館フェスティバル http://www.ustream.tv/recorded/43842755 ※ustreamで中継されたイチオシ本2013発表の録画が公開されて
筆者は「10 over 9 Reading Club」という読書イベントにファシリテーターとして関わっている。これは全国に30店舗以上のカフェやレストランを展開するバルニバービ(東京都台東区)と慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科によるコラボレーションプロジェクトだ。 まだ立ち上がったばかりだが、やってみるとこれがなかなか面白い。参加者のモチベーションが高く、話が弾む。いろんな意見が出て「こういう読み方もあったのか!」という気づきも得られる。 関わり始めてから知ったのだが、読書会や各種ブックイベントがいまジワッと人気らしい。本離れや出版不況がいわれるなか「まさか」と思われるかもしれないが、たくさんの参加者を集めるイベントや全国的に広がっているプロジェクトもある。 例えば「日本最大級の読書会コミュニティ」といわれ、メディアなどで取り上げられる機会も多いのが「猫町倶楽部」。この会は有料だが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く