2006年04月19日 死刑囚に慰謝料を支払わされた弁護士 (2) カテゴリ:カテゴリ未分類 なぬ?と思われるかもしれないが、実際にそんな事件があった。東京地判昭和38年11月29日の民事裁判例である。 死刑囚が弁護士を裁判に訴えたら、勝ったのは死刑囚だったのである。 実を言えばこの記事は後日の2つの記事への布石なのだが、まあ今日のところはそんなことは気にしないで読み物にしてね。 この死刑囚、殺害した人数は4人。しかも考えるのもおぞましいことをやってのけている。18禁級なのでどうしても読みたい方だけ反転してね。 戸籍上の母(実際には実母の義母だったらしい)とその夫を殺して逃亡し、さらになりすましをするべく他人に戸籍を出させて殺害、ばれないように遺体を燃やし、更にその後一応マジメに暮らしていたのだが酔ったはずみの住居侵入で警察に指紋をとられたためにまたしても人を殺してなりすましたというのだ。