2008年7月12日のブックマーク (2件)

  • 「自然な疑問」を持たないように訓練されている - 発声練習

    今年のうちの卒論生に感じていることがぴったりと表現されている。 とにかく「答えだけを知りたがる」とか「反射的に回答する」といったことが、面倒なことを考え無くなる、といったところがあると思います。 高校生を対象にロボット製作の授業をやっていますが、目的はチームワークの経験にウェイトを置いています。 その中で、議論を戦わせる、相手の考えを読み取るといった面を重視しているのですが、これに何ヶ月もかかります。 なんというか「自然な疑問」を持たないように訓練されている、とでも言うべき状態なのです。 常に「(生徒が知らない)正解を大人が知っている」という受け身の姿勢に徹しているから、基的によい子になっている。 結局のところ、分断された知識の暗記のような事にしかならないから「どうすれば良いのか」とか「なぜこんな問題が起きるのか」「解決手段が無いときに代替手段を考える」ということ自体にたどり着きません。

    「自然な疑問」を持たないように訓練されている - 発声練習
  • 意味のわかるオブジェクト指向(1) プログラミング言語は、巨大なシステムを開発するために進化してきた - またお前かよ!

    プログラムは書けるけどオブジェクト指向がどうもよくわからないという人に オブジェクト指向の価値は多態性にある ことを理解してもらうためにこの連載を書きます。このことが理解できたら、次はデザインパターンに触れて多態性がいかに役立つかわかるようになると、ものすごく理解が深まることでしょう(この連載の中でも、少しだけデザインパターンを紹介する予定です)。 連載では、ずっと昔のプログラミング言語の紹介から始めて、オブジェクト指向に向けて進化する中で何が変わったのかを解説していきます。この過程は(デザインパターンを学んでいくところまで含めて)まさに僕がプログラミングを学んできた過程そのものにほかなりません*1。自分では、自分はちょうどいい時代に生まれてちょうどいい段階からプログラミングを習得できたと感じているので、この過程を紹介する次第です。 プログラミングの初心者にとって、オブジェクト指向プログラ

    意味のわかるオブジェクト指向(1) プログラミング言語は、巨大なシステムを開発するために進化してきた - またお前かよ!