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2016年5月5日のブックマーク (3件)

  • 北大路魯山人 尋常一様

    ある日、友人の紹介で人が来た。客は、わたしをつかまえてさっそく質問を発した。 「先生、料理の根義についておきかせください」 そこで、わたしは言下に答えた。 「うために作ることだ」 客は物足りぬ顔をしながらまたきいた。 「うために作ることですか、先生。そんなら、なんのためにうのですか」 「そりゃ生きるためにだ」 「なんのために生きるのですか」 「死ぬためにだ」 「まるで先生、禅問答のようですね」 わたしは笑いながらいった。 「君がむずかしいことを聞くからだ。料理の根義について……なんぞいい出すからだよ。もっと、あたりまえの言葉できけばいいではないか。むずかしい言葉を使わぬと、当のことや、立派なことがきけないと思うているとみえるね」 客はあわてていった。 「いえ、決して……。では、あたりまえの言葉で伺ったら、先生は当のことを教えてくださいますか」 「うむ、あたりまえの言葉で聞いた

    tomomii
    tomomii 2016/05/05
    'そうだ、なかなか、あたりまえのことは分りにくいものだ'
  • 文系でも楽しめて、仕事に役立つ「理系の古典12選」京都大学教授・鎌田浩毅さんが推薦

    鎌田浩毅  Hiroki Kamata 1955年、東京生まれ。東京大学理学部卒。97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は火山学・地球科学。著書のジャンルは幅広く、専門分野について書かれた『火山はすごい』(PHP文庫)、ベストセラーとなった『一生モノの勉強法』(東洋経済新報社)、古典関連では各書のエッセンスをわかりやすくまとめた『世界がわかる理系の名著』(文春新書)、『座右の古典』(東洋経済新報社)がある。HPはこちら www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/ 理系の専門書は古典のなかでも特にハードルが高いが、苦手意識を捨てて一度手にとってみれば、人生を豊かにしてくれる知識と金言の宝庫だと気づくはずだ。 京都大学の人気教授が厳選した12冊の名著とともに、「知性の旅」へ出かけよう。 ※記事の終わりに「必読の理系古典12冊」リストがあります。 「古典」は

    文系でも楽しめて、仕事に役立つ「理系の古典12選」京都大学教授・鎌田浩毅さんが推薦
  • 5月6日に「みずがめ座η流星群」見ごろ GWの天体ショー(THE PAGE) - Yahoo!ニュース