2016年5月30日のブックマーク (4件)

  • 世界初 がん細胞増殖と薬剤耐性に関わるタンパク質の構造解明 慶應義塾大学 

    慶應義塾大学医学部医化学教室の加部泰明講師、末松誠教授(現AMED理事長)らの研究グループは、難治性がんを含む多くの悪性腫瘍で高発現している膜結合性ヘムタンパク質である PGRMC1 の構造を解明することで、がん細胞が増殖を活性化する仕組みと、抗がん剤に対する耐性を獲得するメカニズムを世界で初めて明らかにしたと発表しました。 さらに、重合化したPGRMC1は、がん増殖に関わる上皮成長因子の受容体(EGFR)と会合して、がん増殖シグナルを増強すること、また、薬物代謝酵素であるシトクロム P450 とも会合して抗がん剤の分解活性を増強し、がん細胞の薬剤耐性を促進することが分かりました。 研究により、PGRMC1 はがん細胞内のヘム濃度に応答して重合化することで活性化し、がん細胞の増殖促進や抗がん剤耐性獲得に関与するというダイナミックな構造変換によって機能していることを明らかにしました。また、

    世界初 がん細胞増殖と薬剤耐性に関わるタンパク質の構造解明 慶應義塾大学 
    tomosawada
    tomosawada 2016/05/30
    〔がん細胞とタンパク質〕
  • ホタルの光より確実。暗闇でも文字が識別できるくらい明るい新種の発光ヤスデ : カラパイア

    米カリフォルニア州のシエラネバダ山脈で集団で生息していたという新種の発光ヤスデは、ホタルと違い体全部が発光しており、すぐそばまで近寄れば、ちょっとした文字が識別できるほどには明るいという。特殊なタンパク質が体を覆っており、それが硬い表皮の内側から発光するのだ。

    ホタルの光より確実。暗闇でも文字が識別できるくらい明るい新種の発光ヤスデ : カラパイア
    tomosawada
    tomosawada 2016/05/30
    〔ヤスデ光る〕
  • 前代未聞の大発見か?ミトコンドリアなしでも生きられる微生物が発見される(カナダ研究) : カラパイア

    「ミトコンドリア」は、ほぼ全ての真核生物の細胞に含まれる細胞小器官である。真核生物は動物、植物、菌類、原生生物など、身体を構成する細胞の中に細胞核と呼ばれる細胞小器官を有する生物のこと。 だがこのほど、ありえないとされていたミトコンドリアなしで生きる微生物が発見されたという。 ミトコンドリアは真核生物の細胞(真核細胞)の中にある発電所のようなものである。真核細胞は細胞核と細胞小器官を備えている。中でもミトコンドリアは特に有名だろう。

    前代未聞の大発見か?ミトコンドリアなしでも生きられる微生物が発見される(カナダ研究) : カラパイア
  • 結晶を損傷しない新しいタンパク質結晶の輸送媒体を発見-タンパク質の結晶構造解析で新薬創生に一歩近づくー

    岩田想 医学研究科教授(理化学研究所放射光科学総合研究センターSACLA利用技術開拓グループディレクター)、桝田哲哉 農学研究科助教、菅原道泰 理化学研究所特別研究員、鈴木守 大阪大学准教授、登野健介 高輝度光科学研究センターチームリーダーらの共同研究グループは、X線自由電子レーザー(XFEL:X-ray Free-Electron Laser)施設「SACLA」のX線レーザーを用いた「連続フェムト秒結晶構造解析(SFX)」において、タンパク質結晶輸送媒体としてヒアルロン酸が利用できることを発見しました。 これにより、SACLAのX線レーザーを用いたSFXでは課題となっていた試料の放射線損傷の問題を解決でき、30マイクロメートルサイズ以下のタンパク質微小結晶でも少量の試料消費量で、さまざまなタンパク質の立体構造(結晶構造)を決定できます。 成果は、2016年4月18日に英国の科学雑誌「S

    結晶を損傷しない新しいタンパク質結晶の輸送媒体を発見-タンパク質の結晶構造解析で新薬創生に一歩近づくー
    tomosawada
    tomosawada 2016/05/30
    〔タンパク質〕〔新薬創生の手助けに〕