サーバ機 FreeBSD 8.0-RELEASE にインストールした Emacs 24.0.50 でもロシア語メールを書く必要が発生し,メールエージェント Mew, スペルチェッカ Aspell をセットアップした。前に書いたメモ「Meadow 3.01-dev, GNU Aspell 多言語環境(露・英・仏・独)」に従って Emacs - Aspell 環境を準備したのだが,flyspell-mode (入力の都度スペルチェックが自動で行われるモード) を起動すると,Error: The filter "nroff" does not exists なるエラーが出てスペルチェッカが使えない。 調べたところ,Aspell-0.60.6 では filter-mode がサポートされていて,例えば tex filter を使えば LaTeX の命令のスペルチェックをスキップしてくれるのだが,イ
外国語で文書を作成する際,なくてはならないのがスペルチェッカである。私は FreeBSD において,GNU Emacs 上で ispell + ロシア語辞書を昔から愛用してきた。Emacs は,比較的容易な設定変更で多言語スペルチェックもできるという意味で,秀丸,サクラ,WZ など日本で圧倒的に支持されている和製テキストエディタが太刀打ちできないくらい強力である。これこそ世界中の人々によって鍛えられている強みである。UNIX 文化の典型である Emacs は,ドキュメントをよく読まないと使いこなすのは難しい。しかし,外国語テキスト抜きでは計算機生活ができないユーザーにとって Emacs は,苦労も多いが得られることも多大なソフトウェアなのである。 最近,Unicode でテキストファイルを作成することが一般的になりつつある。Emacs 上で用いるスペルチェッカについても,UTF-8 テキス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く