Netflixシリーズ『地面師たち』で、地面師集団の一員・後藤を演じているピエール瀧への単独インタビュー。後編では、2024年で35周年を迎えたバンド、電気グルーヴを含めマルチに活躍する瀧の、仕事に対するスタンスや、どんな仕事でも楽しんでしまう胆力に迫る。 #インタビュー前編 「なんかまた無理難題をふっかけられてんな」 ピエール瀧は電気グルーヴに軸足を置きながら、俳優業や声優業、唯一無二のトーク力を武器に、タレントとしてもマルチに才能を発揮している。 常に“ピエール瀧”のままフィールドを軽快に行き来しているように見えるが、もちろんスイッチは切り替えているという。 「(石野)卓球くんとやっている電気グルーヴの活動は、楽曲もライブも僕たちの作品。お芝居のほうは今回だったら大根さんやプロデューサーさんの作品のお手伝いをするっていう感覚なので、使う回路が違いますかね。 責任の種類が違うというか。お