ソウルにある戦争記念館は10日、12日から予定していた日本の人気漫画「ワンピース」の特別展を中止すると発表した。原作に「旭日旗(きょくじつき)を思わせるイメージ」が数回登場するためで、日本の植民地支配を伝える記念館としてはふさわしくないと判断したという。 韓国では旭日旗は「日本の軍国主義の象徴」とする見方が根強い。戦争記念館によると、ワンピースはすでに韓国国内で放送されており、展示内容にも問題はないと判断し、会場の貸し出しを認めた。しかし、原作に日本の旭日旗が登場するとの指摘を受け、「展示内容には含まれないが、原作の一部に旭日旗を思わせるイメージが数回登場する」と確認。戦争記念館は一部国費で運営されている「公共機関」で、やむを得ず中止することにしたという。 ワンピースは韓国でも人気アニメの一つ。今回は大型のフィギュアなどでワンピースの世界を再現。関連資料の展示のほか、オリジナルグッズの販売
戦国時代の鳥取城籠城(ろうじょう)戦のマスコットキャラクターとして、鳥取市教委が7日に「かつ江(渇〈かつ〉え)さん」をホームページで公開し、画像をダウンロードできるようにしたところ、賛否のメールが寄せられるなどし、9日、急きょ公開を中止した。 市教委文化財課の森下俊介課長は「かつえという特定の人物を指すような使われ方をされるなど想定していなかった使用をされる恐れがある」と理由を説明している。 かつ江さんは、「渇(かつ)え殺し」と呼ばれる1581年の羽柴秀吉軍による鳥取城の兵糧攻めをテーマに考案された。ボロボロの着物を着た庶民の女性がカエルを手に困窮する姿が描かれている。昨年12月~今年2月に全国公募した鳥取城跡マスコットキャラクターの優秀作二つのうちの一つ。選考委員から「籠城戦のことがわかるキャラがあってもいいのでは」という意見があり、次点に選ばれた。 7日の公開以降、ネット上の掲示板やツ
「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」などで学ぶ子どもたちの名前や電話番号などが、外部へ大量に流出した。過去最悪を大きく上回る2070万件分に及ぶ可能性がある。突然舞い込んだ見知らぬダイレクトメールなどに、利用者らは不信をあらわにする。■漏洩の詳細、明らかにせず 「お客様のお怒りをしっかり理解し、信頼を取り戻していきたい」 ベネッセホールディングス(HD)の原田泳幸・会長兼社長は9日の会見で、深々と頭を下げた。原田氏は日本マクドナルドHDのトップを長く務め、先月21日にベネッセHD社長に就いたばかり。流出があった顧客には謝罪文を送る方針で、「100回線以上準備した専用電話で、真摯(しんし)に説明していきたい」と話した。 流出した個人情報は判明分だけで約760万件。消費者庁によると、過去最多だった2011年のソニー・コンピュータエンタテインメントの約740万件を上回る。だが、ベネッセは金銭的な補
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