阿久根市長 地域施設建設に待った 「維持費地区負担を」住民は反発 2010年9月1日 00:37 カテゴリー:九州 > 鹿児島 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、同市折多地区に県が事業主体となって計画する「地域活性化施設」の建設に同意せず、事業がストップしていることが31日、分かった。市にも負担金が生じ、市長は「箱物は不要。維持管理費を地区が負担すれば同意する」との方針。地元住民は「災害時の避難所にもなる施設。年間約300万円の維持管理費は、市の類似施設と同様に市が負担すべきで納得できない」と反発している。 県などによると、「地域活性化施設」は国の補助事業「中山間地域総合整備事業阿久根北部」の一環として市の要望で計画され、2006年度から建設予定地の造成や水道配管などを整備。10年度に建物の委託設計、11年度に着工、完成する予定だった。 建設費約1億3千万円のうち国と県で80%補助し、市