JA全中(全国農業協同組合中央会)が東海テレビCMに抗議してCM提供を中止したことは、メディアとスポンサーに限って言えば正常な形だが、やはり農協の存在は不思議で歪な構造をもたらしている。 この問題は ●放送倫理の問題 ●JA(農協)の放射能汚染への無策の問題 を読み解くのに丁度良い。 『JA全中など、東海テレビCMの提供中止 誤放送に抗議 東海テレビ(名古屋市)が岩手県産米のプレゼント当選者を「汚染されたお米 セシウムさん」などと 誤って放送した問題で、全国の農協をたばねる全国農業協同組合中央会(JA全中)が、 6日に東海テレビで放映される番組のCM提供を中止することがわかった。 中止の理由についてJA全中は「問題のテロップは安全安心なコメづくりに励むコメ農家を 愚弄(ぐろう)する内容。抗議の意思を示した」と説明。7日以降の対応は「検討中」という。 CMを中止するのは、フジテレビ系列の全国