印刷 関連トピックス北朝鮮金正日ミサイル落下予想海域 北朝鮮が予告している4月中旬の「人工衛星」打ち上げで、ロケットの1段目が韓国の西方沖に、2段目がフィリピン東方沖の海域に落ちる見通しだと韓国政府当局者が明らかにした。事実上の長距離弾道ミサイル発射実験とみている韓国政府は19日午前、外交安保会議を開き、「重大な挑発」として厳しく対処することを確認した。 当局者によると、落下海域は北朝鮮が国際民間航空機関(ICAO)や国際海事機関(IMO)に通報した資料に基づく情報で、予告通りに飛べば1段目は韓国南西部・辺山(ピョンサン)半島の沖140キロ、2段目はフィリピン東方沖190キロに落ちる予定だという。 北朝鮮は2009年4月に「人工衛星打ち上げ」と称して長距離弾道ミサイルを発射した際には、北朝鮮北東部の発射場から東方に向けて発射。1段目は日本の西方沖に落ち、2段目は日本を飛び越えて太平洋