科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、2016年1月22日の第5期科学技術基本計画 閣議決定を受け、第1期から第5期までの基本計画の変遷の分析と可視化に取り組んでいる。本記事ではその試行的分析の一部を示す。 当研究所(NISTEP)では、2016年1月22日の第5期科学技術基本計画 閣議決定を受け、第1期から第5期までの基本計画の変遷の分析と可視化に取り組んでいる。科学技術基本計画は、5年ごとに策定される科学技術の振興に関する政府の基本的な計画である。このような基本的な政策文書のテキスト分析について、NISTEPにおいてはこれまでに、藤垣・永田(2000)が科学技術会議の1960年から1996年までの答申を分析し政策イシューの変化を明らかにすることを試み、近藤・山本(2005)が第1期基本計画と第2期基本計画の出現頻度上位の単語を比較し政策文書が持つメッセージの顕在化を試みている。
概要 (裏白紙) 1 1 NISTEP 定点調査の目的 「科学技術の状況に係る総合的意識調査(以下、NISTEP 定点調査)」は、研究費の使いやすさ、基礎研究の 多様性など通常の研究開発統計からは把握しにくい、日本の科学技術やイノベーションの状況について、産 学官の研究者や有識者への意識調査から明らかにすることを目的にした調査である。 本調査の特徴は、同一の回答者に、毎年、同一のアンケート調査を実施する点である。本報告書で報告す る NISTEP 定点調査 2013 は、第 4 期科学技術基本計画期間中の 2011~15 年度の 5 年間にわたって実施す る調査の第 3 回目となる。NISTEP 定点調査 2013 は 2013 年 9 月 24 日~12 月 24 日に実施した。 NISTEP 定点調査 2013 では、回答者に前年度の本人の回答結果を示し、前年度と異なる回答をした質問に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く