元局アナ 青池奈津子「メジャー通信」 【ヤン・ゴームズ捕手(インディアンス)】「正直なところ、すべてがショックだったね。ブラジルにはこんなに…野球が広く愛されるなんてことがなかったから」 元ナショナルチームの水泳選手だった母クラーディアさんの仕事の関係で、12歳でブラジルからマイアミに移住したヤン・ゴームズに「最大のカルチャーショックは?」と聞いた。 「ブラジルだと当時、野球をやっているのは少し変わった子供だったからね」 何せサッカー大国のブラジル。6歳の時から野球をしていたのは、元テニスプレーヤーでコーチに転身した父デーシオさんの教え子に野球チームの関係者がいて、誘われて試しに参加したからだったが「一瞬で野球と恋に落ちてしまったんだ」という。 その日から、地元のクラブチームに所属。 「ブラジルの野球は、超日本的と言っても過言ではない。野球のコーチたちを『センセイ』って呼ぶし、ベースボール