ブックマーク / toyotaka-sakai.hatenablog.com (3)

  • 子供に勉強を教える話 - 坂井豊貴の雑記置場

    自分の子供たちに算数を教えている。昨夏あまりの出来なさに愕然として、「これはもう俺が教えねば、自分の老後は暗い」と思い立ったからだ。それ以来、週に1~2回算数を教え続けている。習慣化するのは得意なので苦にならないが、機会費用が高い。多大な時間と労力、そして気力がいる。 これら資源をビジネスに投入したら、大儲けできる気がする。だが、いま、子供たちにこの資源を投入するほうが、わたしの長期の人生コスパ的には好ましいと思うのだ。 わたしの子供たちは、わたしに出来ないことが出来たり、わたしの持たない良さを持っている。寛容とか、自然な優しさとか、素晴らしいと思う。だが、やはり、勉強くらいはできてほしいと思う。 親が子供に勉強を教えるときの最大の問題は、怒ってしまうことだ。とにかく腹が立つ。多分これは、わたしに特有のことではないと思う。だから塾講師は、塾のほうがよいと言う。だが塾講師は、わたしほど学習に

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    toronei
    toronei 2017/06/18
  • EU離脱 - 坂井豊貴の雑記置場

    英国でEUからの離脱をめぐる国民投票が実施された。私はぼんやりと「何だかんだいっても最終的には英国はEUに残留するだろう」と思っていた。開票前には「離脱騒動でポンドが下落したから英国の出版社への支払いが少なくて済む」という知人の冗談を聞いて笑っていた。 結果は、EUからの離脱が51.9%、EUに残留するのが48.1%となり、離脱が僅差で多数決を制した。私はけっこうなショックを受けた。 このように国制の根的なことを国民たち自身が決めるのは、被治者と統治者の同一性を軸とする民主主義の理念には適っている。実際、民主制の範型をえがいたルソーの『社会契約論』では定期的に人民集会が開かれて、いまの国制を継続するか否かが問われるのであった。 以下は今日、国民投票についてした会話の一部で、メモ書きとして記しておく。「受けた質問←私の返答」の形だ。 英国の離脱は英国だけに関わることではないから英国民だけを

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    toronei 2016/06/27
  • 「大阪都構想」選挙への雑感 - 坂井豊貴の雑記置場

    大阪都構想」というか、大阪市解体選挙は、もちろん固唾を呑んで結果発表を見ていた。私は住民投票じたいには肯定的だ。もっと日で色々な直接選挙ができるようになったらいいと思う。今回は僅差で否決された。そして、こんなものは政策でなく政治だから、否決されてよかったと心底思う。 橋下氏は多数決と民主主義を混同している。いたずらに多数決を尊重するのは単なる多数決主義(マジョリタリアニズム)であり、それは「私たち」をどうにか尊重しようとする民主主義とは、ひどく異なるものだ。そして民主主義の根幹、統治者と被治者の一致において最も重要なのは、「私たち」をシュミット的な「敵・友」に分断させぬよう、どうにか合意形成を探ることだ。もちろんそれは果てしなく面倒くさくて楽しくないうえ、劇場性に欠けるのだけれど。 橋下氏が敗戦会見で「民主主義は素晴らしい、戦を仕掛けて負けても命を取られない」のように言っていた。だが人

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    toronei 2015/05/20
    やっぱり慶應でも本丸とSFCだと全然違うのな、もうSFCは焼き討ちでええやろ。
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