ブックマーク / georgebest1969.typepad.jp (3)

  • ウソと二枚舌とゼロリスク

    部屋とワイシャツと私、みたいなタイトルになっちゃった。 西條剛央さんから、被災地でノロウイルス感染症が流行しているとき、そこに支援に行けるか、という質問を受けた。 行ける、と僕は回答する。 ノロウイルスは水や物などを介して、「触る」ことで手から他者に感染する。これを接触感染という。このパターンでの感染が、ノロではほとんどだ。もし、支援が「医療や介護」が目的でないのなら、ウイルスを排泄している患者に触れなければ、リスクはかなり小さい。無症状でウイルスを有している潜伏期にあるものもいるかもしれないが、彼らから感染するリスクは相対的にはかなり小さい。下痢したり吐いたりしている人に触らなければ、通常の支援はできますよ、というのが僕の回答。 とはいえ、「厳密に言うと」この回答は正しくない。ときに、ノロウイルスは吐物がミスト化して吸い込むことで感染する事例もあるからだ。そういうことを考えるとマスク

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    toronei 2013/10/27
  • 闘う村上先生。「医療にたかるな」

    出版社から献いただいた。御礼申し上げます。 村上先生は闘う医師である。瀬棚町で予防医療を治療医療に優先させ、医療費を下げ、肺炎球菌ワクチンを公費に持ち込んでくださった。その功績のおかげで、千葉県鴨川市(亀田総合病院があるところ)でも、肺炎球菌ワクチンを公費提供できるようになった。神戸市もそうである。前例主義の日の行政において、前例を作ってくださる村上先生のような存在は非常に貴重である。 書は、その闘う村上先生の火が出るような舌鋒鋭いである。批判の対象は様々だ。地方行政に、医療者に、そして患者にすら批判の矢が突き刺さる。 このような、怒る村上先生を感覚的に快く思わない人もいるだろう。そもそも、「医者は怒ってはダメ」という主張すらわりとよく聞く話なのだから。 ぼくは、すべての二元論を組み立てなおそうと試みている。ここでも、「怒るか、怒らないか」の二元論には意味が無いと思う。怒るべきとき

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    toronei 2013/03/18
  • 読売新聞らは被害者だったのか?

    iPS細胞を用いた臨床試験絡みの捏造問題で、読売新聞ら複数の報道機関が誤報した件が問題になっている。読売編集局長は「おわび」の文を発表した。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121013-OYT1T00115.htm?from=popin しかし、 (引用)京都大の山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞することが決まった直後で、難治の病に苦しむ患者さんにとって「夢の治療」を身近に感じられる記事だったに違いありません。社には、読者の方から「心強く勇気付けられた」という声も届きました。(引用終わり) と、患者さんのニーズがあったから、やむを得ない事情もあった、、、、同情の余地あり的なニュアンスのコメントもあるし、 (引用)自ら紙記者に売り込んできた東大医学部付属病院特任研究員で「ハーバード大客員講師」を称 する森口氏は、口頭での発表を予

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    toronei 2012/10/17
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