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  • 非英雄的な平和と英雄的な抵抗

    <この戦争の帰結として確実に言えることは、砲火にさらされながらともに抵抗した体験によって、ウクライナ人が民族として生き残るということ。論壇誌『アステイオン』96号より転載> ロシアウクライナ侵攻は、これを書いている時点で3週間を超えた。事態の行方は不確実だが、現時点でも確実に言えそうなことはある。 まずこれはロシアにとって戦略的失敗だ。2014年にロシアがクリミアを占領した際には、ウクライナ側から抵抗らしい抵抗もうけることなく早々に領土的現状を変更してしまった。東部ドンバスでは戦闘が続いてきたが、ここでもウクライナから一部領土の実効的支配を奪った。 欧米諸国はロシアに強く反発し様々な制裁を科したが、いったん軍事力で確立した既成事実ができてしまうと、これを穏便に元に戻すのはとりわけロシアのような国との間ではまず不可能である。このことは日人も北方領土で経験済みである。 しかし2月24日に始

    非英雄的な平和と英雄的な抵抗
    toronei
    toronei 2022/11/19
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