経済産業省は18日、アイ・オー・データ機器のNAS「HDL-160U」で発煙故障が発生していたことを明らかにした。 この発表は、消費者生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づいて報告があった重大な製品事故について経済産業省が公表したもの。HDL-160Uはガス機器・石油機器以外の製品事故のうち製品起因が疑われる事故として公表されている。 事故発生日は2008年3月15日で、経済産業省が報告を受けたのは4月14日。HDL-160Uの電源を入れると製品が発煙し、本体の基盤が焼損していたという。 アイ・オーでは事故が発生した該当の製品を入手し、現在その発生原因を調査中。調査が完了次第発表するとしている。なお、製品自体は2006年10月ですでに販売を終了している。