遊び語らう場所被災地に 伊東豊雄さん設計 年内完成目指す 東松島市につくる「こどものみんなの家」について説明する伊東さん(右) TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は18日、東京都渋谷区で記者会見を開き、建築家伊東豊雄さん設計による交流施設「こどものみんなの家」を宮城県東松島市に建設すると発表した。東日本大震災の被災地支援の一環で、年内の完成を目指す。 伊東さんは「被災地には人と人との強いつながりがある。一緒に遊び、語らう心温まる場所をつくりたい」と語った。 東松島市内の仮設住宅の敷地に建設する交流施設は、9月に着工する予定。平屋建てで周囲に縁側を配し、内部にはキッチンや大テーブルなどを置く。建設費の750万円は、CCCが展開する「Tポイントサービス」の会員から寄せられたポイント募金で全額賄い、完成後は市に寄贈する。 CCCは前年度、ポイント募金を活用