キューバの雪解け[1](キューバのゆきどけ、英語: Cuban Thaw[2][3]、スペイン語: deshielo cubano[4][5])は、半世紀以上にわたり対立してきたアメリカ合衆国とキューバの関係改善の動きである。 2014年12月17日にアメリカ合衆国大統領バラク・オバマとキューバ国家評議会議長ラウル・カストロは国交正常化交渉の開始を電撃発表した。数か月以内に大使館を開設し、銀行や通商関係の正常化を話し合うことでも合意した。両国政府は2013年からカナダ政府とローマ教皇フランシスコの仲介で、秘密裏に交渉を続けてきた[6]。 2015年4月にオバマ政権はキューバの「テロ支援国家」指定を解除すると発表した。その後の45日間にアメリカ連邦議会も解除に反対しなかったことから、同年5月29日にリストの除外が正式に決定した[7]。 2015年7月20日にアメリカとキューバ相互に大使館が再