気仙地域災害及び救急医療対策会議(委員長・六本木義光太船渡保健所長)は、大船渡病院救命救急センターの利用をまとめた住民向けパンフレットを作成し、気仙の全世帯に配布している。センターで業務を行う医療スタッフの負担の大きさを示しながら、かかりつけ医の利用や診療時間内の受診をすすめている。 A4判、カラーぺージのパンフレットは三万部作成。気仙二市一町の約二万六千世帯に全戸配布する。配布作業が始まり、今月中には気仙の全世帯に届く予定。同会議では、昨年度も救急医療、小児救急医療についてまとめたパンフレットを作成している。 同会議を構成する大船渡保健所や気仙の医師らで編集作業が進められ、昨年開かれた全体会の場で案を示し、全体的なデザインや構成について賛同を得た。今回は救命救急センターの実態を示していることが特徴の一つとなっている。 パンフレットでは「不急の場合は診療時間内に受診しましょう」などと