橋場駅(はしばえき)は、岩手県岩手郡雫石町橋場に遺構がある、かつての鉄道省橋場線の終着駅。現在の田沢湖線赤渕駅の北西約1 kmに所在する。 第二次世界大戦中に不要不急線に指定され、正式に廃止されずに現在まで放棄されている[1]。 所在地である雫石町の2021年6月広報でも休止前の年表が確認できるが、休止後の詳細は書かれていない[2]。 駅構造[編集] 2面2線のホームを持つ地上駅であり、ホームにたどり着くには階段をのぼることが必要だったことが遺構から確認が可能である。 駅周辺には当時の痕跡が多く遺っており、ホーム周辺には使用されていた時の転車台の遺構と思われる人工的なコンクリート製の円形構造物があり、毎年の豪雪による雪解け水により現在では大きな丸池と化している[3][4]。 鉄道省橋場線橋場駅の周辺図 歴史[編集] ホーム遺構に続く階段 元々橋場駅は、盛岡駅から生保内駅(現在の田沢湖駅)を