人気アイドルグループ「TOKIO」の山口達也さん(46)による強制わいせつ事件(書類送検され起訴猶予処分)は、未成年の女子高校生が被害をしっかり訴え出たことで発覚した。だが、性被害を受けた子供が声を上げられるとは限らない。NPO法人「CAPセンター・JAPAN」の重松和枝さん(54)に、被害を受けた子供への対処の仕方や被害を防ぐ手だてを聞いた。重松さんはCAP(Child Assault Prevention=子供への暴力防止)というプログラムを使い、学校現場などで人権教育や虐待防止に取り組んでいる。【聞き手・宇多川はるか/統合デジタル取材センター】