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ブックマーク / www.chugainippoh.co.jp (7)

  • 宗教性捨てた瞑想 「悟り」忘れた自我の道具に - 社説:中外日報

    2017年10月18日付 中外日報(社説) 「マインドフルネス」が流行っている。これは要するに坐禅から宗教性を取り除いた瞑想で、精神安定上効果があるという。 宗教的な生き方から宗教性を除去して一般化した例は過去にもある。セーレン・キルケゴールは市民的文化となっていた当時のキリスト教を批判して、キリスト者は単独者として自覚的に信仰へと決断し、真理の証人として苦難を負って生きるものだと主張した。市民的一般性に埋没しない自覚的な主体性を説いたわけである。 20世紀になって「単独者の主体的決断」はいわゆる実存主義の源流の一つとなり、「汝自身であれ」という合言葉を生んだ。やがて実存主義はキリスト教性を失って哲学的となり、さらに無神論的にもなって、普遍的人間性を選び取る方向と「例外者」となる方向とに分かれ、さらに一般化して生き方の指針にもなった。 戦後の日でも「主体性」「自分を見つけよ」「自分自身と

    宗教性捨てた瞑想 「悟り」忘れた自我の道具に - 社説:中外日報
    toya
    toya 2017/10/20
  • ペットは極楽往生できるのか(1/2ページ) - 時事展描:中外日報

    「ペットは極楽往生できるのか」。この問いへの関心が、浄土宗で高まっている。少子高齢化社会でペットの「家族化」とも呼べる現象が進み、僧侶が死後の供養を依頼されるケースが増加していることが背景になっている。その議論の中で「念仏の功徳を亡者に振り向ける回向をどう考えるのか」といった問題や、祖師の言説を踏まえながら、現代社会に応じた布教を行う難しさなどの課題も見えてきた。(丹治隆宏) 浄土宗、意見分かれる 9月15日に京都市北区の佛教大で開かれた浄土宗総合学術大会の研究発表で、知恩院浄土宗学研究所の安達俊英・嘱託研究員は「順次往生」(今の生涯を終えた時点での往生)に限定した上で、「あくまで法然上人の教えのみに基づいて」論じるならば、「上人は動物のままでは、少なくとも順次往生ができないと考えていた」と結論付けた。 安達氏は、法然上人の言葉とされる文章の中に、人が念仏を回向することで、動物も往生できる

    ペットは極楽往生できるのか(1/2ページ) - 時事展描:中外日報
  • 家庭の仏壇、本尊のあるべき姿とは(1/2ページ) - 時事展描:中外日報

    家庭で信仰の中心となる仏壇。そこに安置される尊のあるべき姿とは何か。9月の浄土宗宗議会の一般質問では、ある議員が宗派の付属研究機関に見解を尋ねる一幕があった。仏壇の尊についての取り決めは、宗派によって違いがあり、特定の仏を指定していない教団もある。一方で、手を合わせるべき尊すら家庭にない現状を、変えようとする動きも出ている。(丹治隆宏) 宗派によって指導に差 浄土宗のホームページでは「御尊阿弥陀如来こそわが主であって、われらは仏の家の子として給仕するのである」と心得を説く。だが尊の姿について明確な決まりはなく、「来は立像」としながらも、座像の他に絵像、名号の掛け軸でもよいとしている。質問した杉浦教順議員(三河教区)によると「立像が一般的とされるが、地方によって違いがある。愛知県三河地方ではお座りになっているものが多く、お参りに行く仏壇の9割には座像が安置されている」という。 答

    家庭の仏壇、本尊のあるべき姿とは(1/2ページ) - 時事展描:中外日報
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    toya 2015/11/01
  • 戒をめぐり日本仏教に望むこと ― 寺院の実情に沿った戒制度を 加藤悦子氏 - 論:中外日報

    かとう・えつこ氏=東洋大インド哲学科卒業。東洋大仏教会会員。「祈りの文化を学ぶ会」主宰。「サンギーティの会」では草の根レベルの仏教国際交流を行い、日在住の外国僧と日の各宗派の僧侶を対象に、「戒律」「葬儀」「瞑想」などをテーマとして意見交換会を重ねている。「祈りの文化を学ぶ会」では、一般人を対象に日の精神文化を紹介している。2012年、DVD「世界の般若心経を聴く」を制作。 筆者は地元の京都を基盤に、仏教国際交流の活動を行っている在家者である。国籍・宗派を問わず多くの僧侶から話を聞くことで、かえって日仏教の魅力と特殊性に気づくようになった。日仏教は、特に戒制度が特殊である。日が他国での習慣をそのまま見習うべきとは思わない。しかし日仏教における戒のあり方には、現実に即した形で、いくつか考えるべき点がある。 仏式の葬儀では、導師が故人への授戒を行うが、最近、授戒に付随する戒名が問題

    戒をめぐり日本仏教に望むこと ― 寺院の実情に沿った戒制度を 加藤悦子氏 - 論:中外日報
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    toya 2015/09/07
  • 檀家制度やめたら信徒増えた(1/5ページ) - 深層ワイド:中外日報

    「寺離れ」「墓じまい」といわれるように一般の人たちと寺院との間に距離が広がり、寺の経営は厳しさを増している。このような中、埼玉県熊谷市の寺院で檀家制度を廃止したところ、逆に信徒が増えた。家族間の宗教の違いや子どもの代に迷惑を掛けたくないなど、様々な理由から檀家制度を敬遠する人たちが寺との新たな形のつながりを結んでいる。世間の意識との溝を前に、従来の枠組みに固執しない寺院改革が必要な時代になりつつある。(赤坂史人) 寺離れの歯止めに… 同市の曹洞宗見性院が檀家制度を廃止したのは3年前で、代わって導入した信徒制度は①旧檀家は菩提寺(見性院)に葬儀や法事を頼まなくてもよい②住職は旧檀家以外の葬儀や法事も行う③墓地を檀家以外にも(宗旨や国籍なども問わずに)分譲する④寄付、年会費、管理費などは一切ない――などが特徴だ。 見性院は市街地から南に約5キロの所にある。市街で新たに墓地を求める住民の多くは霊

    檀家制度やめたら信徒増えた(1/5ページ) - 深層ワイド:中外日報
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    toya 2015/07/06
  • いまこそ「あの世の話」をしよう ― 僧侶に質問、様々な見解 内藤理恵子氏 - 論:中外日報

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    toya 2014/11/27
  • ジハード、四妻制…本来の意味 - ニュース:中外日報

    2013年10月28日 15時13分 一燈園(京都市山科区)の「秋の集い」が19日に開かれ、日ムスリム協会理事で名誉会長の樋口美作氏が講演、「イスラームのジハードは、来苦難に耐えて努力する意味。一夫四は、母子家庭の子どもたちを保護するのが元来の目的だった」などと話した。 現在日にはムスリムが約10万人いて、うち日人は1万~1万5千人という。樋口氏自身は50年前、エジプト留学のために入信したが、「入信の動機よりも、入信後にどんな生活を送るかが重要」と説明した。 「イスラームは宗教であると同時に、生活様式でもある。いのちは唯一の創造神アッラーによって与えられたもので、バランスのある生活を心掛けるのが信者の務め」と紹介。またその世界観は「全ての存在に等しく価値を見いだし、同じものは一つもなく、互いに違いを持って関係し合っている。人間も、他との共生の絆で生かされていると考える」と述べた。

    toya
    toya 2013/11/02
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