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ブックマーク / maroon-lance.hatenadiary.org (1)

  • 斎藤茂吉と永井ふさ子 - 跡地。

    斎藤茂吉と永井ふさ子 朝日新聞土曜版beより 松山市の真ん中にそびえる城の天守から、かすみがかかったような早春の瀬戸内海が見える。 70年あまり前、親子ほどに年の離れた恋人同士が、微妙な距離を保ったまま、この光景を見ていた。男にはがいる。別れを決意しながら、完全には別れきれないふたり。 年老いてかなしき恋にしづみたる 西方のひとの歌遺(のこ)りけり そう詠んだ男は、近代を代表する歌人、斎藤茂吉。1937(昭和12)年の当時55歳で、東京の大病院の院長。輝子が男性関係の醜聞を起こし、長く別居状態にあった。 女は弟子の永井ふさ子。27歳。3年前に東京で茂吉と出会い、歌の指導を受けるうちに深い関係になった。しかし、婿養子の茂吉は離婚に踏み切る気はない。関係もひた隠しにしていた。 「窓際OL」シリーズなどで人気のエッセイスト、斎藤由香さんが先月出版した『猛女とよばれた淑女』(新潮社)は、破天荒

    斎藤茂吉と永井ふさ子 - 跡地。
    toya
    toya 2013/03/25
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