パロアルトネットワークスのセキュリティレポートから、企業ネットワークにおけるアプリケーションの利用や脅威の実態と、「未知のマルウェア」の傾向が浮かび上がってきた。 ネットワーク上のアプリケーションの利用状況などを可視化するセキュリティ製品「次世代ファイアウォール(NGFW)」が捉えた企業ネットワークの動向について、NGFW大手ベンダーのパロアルトネットワークスが初めてレポートを発表した。アプリケーションの利用や脅威、「未知のマルウェア」の傾向が浮かび上がってきた。 まず、世界3056社のユーザー企業におけるアプリケーションの利用や脅威の動向をまとめたレポート(集計は2012年5~12月)によると、合計で1395種類のアプリケーションと12.6ペタバイトのトラフィックが確認された。 アプリケーションの利用動向をみると、ソーシャルネットワーキングは66種類(平均11種類)が見つかったものの、総