昨年12月に死去した北朝鮮の金正日総書記の長男、金正男氏とみられる男性が昨年、インターネット上の交流サイト「フェイスブック」を使用し、文章や写真を投稿していたことが10日、分かった。韓国の北朝鮮専門インターネット新聞「デイリーNK」などによると、男性はフェイスブックで「Kim Chol(キム・チョル)」の名前を使用。正男氏が海外でよく使う名前とされ、投稿は本人が行った可能性が高いとみられている。韓国メディアによると男性は昨年、正男氏の息子キム・ハンソルさんとみられる10代の若者のページで「友達」に設定され、投稿を繰り返した。自身のページでは関心事として、拉致被害者の曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんらの名前を挙げ、新指導者の金正恩氏を風刺したウェブサイトを「お気に入り」に登録していた =写真はデイリーNKが「フェイスブック」からダウンロードした金正男氏とみられる男性の写真 (共同) ***