男性は「カタい光」でカタく撮れ 吉田:では男性はどう撮ればよいんでしょうか。 三浦:まあ、いろいろな撮り方があるけどな。じゃあ、職人や技術者をかっこよく撮るにはどうすればいいと思う? 吉田:知的で渋い感じですかね。写真で表現するには仕事場で作業中をイメージさせればいいのかな……。 三浦:じゃあ、試しに撮ってみてよ。 吉田:はい。 三浦:我々は瞬間移動したの? まあいいとして、整備の達人がバイクをメンテナンスしている、という写真だね。 吉田:はい。どうでしょうか? 三浦:このライティングだと手前のエンジンが目立ち、職人さんがあんまり目立たないよ。それにカメラの内蔵ストロボで正面から光を照らしているため、写真全体が平板な印象になっている。 吉田:ダメですか……。 三浦:じゃあ、今度は私が撮ってみようか。 吉田:ライティングが違うと写真から伝わってくる雰囲気がガラっと変わりますね! 三浦:スポー