調査会社の米Flurry Analyticsは7月25日、無料で配信してアプリ内課金により収益を得る「フリーミアム」モデルをとるモバイルゲーム市場についての調査結果を発表した。iOSとAndroid向けのモバイルゲーム市場規模は2011年、10億ドルに達する見込みで、着実に既存のポータブルゲーム業界を侵食しているという。 ゲームはモバイルアプリの中でも人気カテゴリで、現在の主流は、無料または1ドル以下でダウンロードできるアプリ。このようなゲームは、アプリ内課金の仕組みを利用してアイテムを販売して収益を得る"フリーミアム(freemium)"と呼ばれるビジネスモデルをとる。アイテムとしては、追加機能、バーチャルグッズ、アップグレードなどがある。 調査では、iOSとAndroid向けのフレミアムモバイルゲームについて消費者350万人の動向を調べた。1回の購入で支払う額としては、10ドル以下が7