4月16、17日に行われた「第4回IEMF次世代モバイル展」において、日本アンドロイドの会幹事の嶋是一氏と同幹事 組み込み WG(ワークグループ)サブリーダの水野光男氏が「Android」に関する講演を行った。 GoogleのAndroidは、携帯電話向けのオープンなOSとして脚光を浴びているが、開発や実装のしやすさから携帯電話以外の組み込み機器への応用も注目を集めている。嶋氏は、AndroidがCPUなどハードウェアの違いを吸収するミドルウェアやドライバを備え、またアプリケーションがLinuxカーネル上のJava環境で動作することを紹介し、「Androidはアプリを開発する側から見ればOSに見えるが、ハードウェアから見ればアプリは仮想環境で動くに過ぎない。ハードとソフトの差を巧みに吸収する仕様になっている」と解説した。 また、Androidとほかのケータイプラットフォームを比較したとき、