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ブックマーク / note.com/travelingfoodlab (5)

  • クレープは計りがいらない料理|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    前日にパンを買うのを忘れていて、朝に「なにもない!」という事態、よくありませんか。そういうときはクレープを焼くのが僕の定番です。パンケーキという手もあるのですが、クレープのほうが失敗がなく、手数も少ないのでかんたん。 クレープ 薄力粉 1カップ(100g) 砂糖  大さじ2 塩   ひとつまみ 牛乳  200cc 卵   1個 オリーブオイル 大さじ1(または溶かしバター大さじ1)分量出していますが、適当でも大丈夫です。 タイトルにある通り、クレープは計りがいらない料理です。計量カップがなければマグカップなどを使っても案外上手にできます。 ボウルに薄力粉と砂糖を混ぜます。砂糖を混ぜることで、小麦粉の玉がなくなるので、あとから液体を加えたときに玉が出にくくなります。もしも、ダマができてしまっても大丈夫。ザルで濾せばいいだけです。 オリーブオイル(サラダオイルでも問題ありません)を混ぜたら、

    クレープは計りがいらない料理|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
  • お好み焼きをふっくらと崩れず焼き上げる秘訣|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    定番の「お好み焼き」を崩さずにふわふわに焼き上げる方法をご紹介します。鍵を握るのは生地の粘り気のもとであるグルテンと空気。定番のメニューを家庭でおいしく作る方法を、料理の理論とともに解説する連載です(85回目)。 冬に美味しくなるキャベツを主役にしたお好み焼きです。お好み焼きの生地は「硬くなるので混ぜすぎてはいけない」とよく言いますが、あまり混ぜないで焼くとひっくり返す際にバラバラに崩れてしまいます。生地の粘り気であるグルテンが生成されず、具材をつなぎとめることができないからです。とはいえ「崩れないように」と生地と具材をよく練ってから焼くと、今度はやっぱり硬い仕上がりに……。解決策は生地作りと具材を混ぜる工程を分けることです。 お好み焼き材料(2枚分) 薄力粉…90g 出汁…100cc (出汁を準備するか、100ccの水に顆粒だし1gを溶く) キャベツ…200g〜240g (4〜5枚が目安

    お好み焼きをふっくらと崩れず焼き上げる秘訣|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
  • えんどう豆ご飯|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    春の味覚、豆ご飯。作り方は大きく分けると、塩味で豆の香りを生かす場合と、出汁と醤油で味付けして旨味を強調していく2つのパターンがあります。今日は前者のパターン。 えんどう豆ご飯 米   2合 えんどう豆 100g〜150g(正味) 酒   50cc 塩   小さじ1/2コツは2つ。一つはエンドウ豆のさやからとった出汁で炊くこと。二つ目は豆は別に煮て、最後に混ぜることです。理由は後述します。 えんどう豆です。未熟なエンドウ豆をグリーンピースと呼びますが、スーパーで鞘付きで売られているのは完熟させたえんどう豆です。豆ご飯にしておいしいのは後者。そら豆と同様に鞘から外すと、その瞬間から鮮度が一気に落ちるのでできたら鞘付きを購入します。 以前、この鞘でコンソメをとりましたが、香りも味もある部位です。鞘は捨てないようにしましょう。 水500ccとエンドウ豆のさやをいれて火にかけます。弱火でことことと

    えんどう豆ご飯|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
  • きのこの風味がすごい! シンプル炊き込みご飯|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    今回のテーマは「きのこの炊き込みご飯」。具材は、椎茸、しめじ、三つ葉、調味料はしょう油だけ。シンプルながら、きのこの風味を強く引き出し、松茸ご飯に匹敵するおいしさです。ポイントはしょう油の使い方と余分な調味料を加えないこと。 今の時期、スーパーに行くと松茸が出ていました。最近では比較的お手頃な輸入松茸もありますが、それでもやはり高級品。今日は安価な椎茸を使って、松茸ご飯風の炊き込みご飯を作ります。松茸独特の香りこそありませんが、味を補うためにしめじを混ぜれば、松茸ご飯に負けないおいしさです。 炊き込みご飯は『芯が残っている』や『べちゃべちゃになってしまった』という具合に意外と失敗しがち。失敗を回避するコツはお米に事前に浸水させておくことです。 炊き込みご飯には濃い出汁を使うとくどくなるので、すっきりとした薄めのだしを使うのが一般的。鰹と昆布のあわせ出汁を使う場合は出汁を引いた後、冷やす手間

    きのこの風味がすごい! シンプル炊き込みご飯|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
  • 焼きトマトソースの作り方|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    スーパーと道の駅に行ったところ、トマトがずらりと並んでいました。おいしいトマトが手に入ったときにはまとめてトマトソースづくりです。今日はとびきりおいしいトマトソースの作り方をご紹介します。 トマト 650g程度 ドライオレガノ 少々 にんにく    1片 オリーブオイル 25g 塩       3gまとめて作ったほうが楽なので、多めにできる分量です。トマトについて復習しておきましょう。 トマトは固くて薄い外皮(いわゆるトマトの皮)と外側の果肉壁、中央の芯、趣旨のまわりのゼリー質と果汁の4つで構成されています。果肉部分には糖やうま味成分が多く、ゼリー質と果汁部分には酸(とうま味成分)が多く含まれています。 よく料理書に載っているレシピには『トマトの種と果汁を取り除く』とありますが、あれは酸味を調整しているわけです。トマトの酸味はクエン酸やリンゴ酸なので、加熱しても揮発しないので、酸味を減らし

    焼きトマトソースの作り方|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
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