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ブックマーク / wienmoto.seesaa.net (1)

  • 社会的世界の時間構成-社会学的現象学としの社会システム論

    たぶん高級すぎるのだろう。大学院の私のゼミは閑古鳥啼く。あと2年で閉めるのだが、この1冊。600頁を超える大著。博士論文をもとに出来上がった、この力作を書いた多田光宏先生が、社会学界にデビューしたということで、私のゼミがあったということにも意味が結びつく。「こういうのが社会学って言うんだよ」と、論理、思想、分析を敬遠する社会学徒たちに、言わねばなるまい。 学問をするかぎり、それは物でなければならない。大学では、物の学問を学ばねばならない。そういうことがわかる人間か、そうでないか、世界は、この二分法でなっている。ただし、著者は勉強ばかりしていた学生ではない。学部の頃は、インカレに出ていた体育会学生だった。 卒業論文は、「言語行為論に関する考察」(1997年度)、修士論文は、「ニクラス・ルーマンにおける社会システム理論と時間の関係」(1999年度)であった。やはり一人前になり頂点に立つには

    社会的世界の時間構成-社会学的現象学としの社会システム論
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