RT @jai_an: AO入試とは、対面関係で大学に入学することなのですから、今の大学生はほとんど人間関係主義者なわけです。だからコミュニケーション論が流行る(笑) 高等教育は社会人になる最後の学校な訳ですから、対面人間関係を超えることができない学生たちのクラスの中に、社会人=職業人としての“偏差値”(殴っても勝てない基準)を、持ち込んでやるべきなのです。
校長の仕事(16) ― 「美の根源は自然の中にある」 2004年11月09日 金曜日の一時限目の授業で、「美の根源は、自然の中にある」なんてことがサブテキストに書いてある授業に出会った。WEBデザイン科の授業だった。 本当かよ? と思いながら少し聞いていたが、もうその箇所は通り過ぎていて、「美は何も高級な芸術や美術館にあるだけではなく、普段の街中のあらゆるところに潜んでいる。ちょっと君たちが注意をすればいくらでも発見できる」としごくまっとうな話に進んでいた(これは先の「自然の中にある」というテーゼと実は矛盾しているが)。 しかし、「美の根源は、自然の中にある」は気にくわない。それは、私はそう思わない、という意味で気にくわないというのではない。美とは何か、というのは美術館の“高級な”美であれ、普段の美であれ(どちらも同じ「美である」ことに変わりはない)、長い間、問われ続けてきた問いだからだ。
機能主義とメディアの現在-情報社会とデータベースと人間の死と(講演) ※補論:土井隆義の『個性を煽られる若者たち』における個性論 2011年04月18日 ※この講演は「知的生産の技術」研究会(http://tiken.org/modules/news/article.php?storyid=66)の定期セミナーに呼ばれてお話ししたものです(昨年の12月13日、虎ノ門商工会館)。知研の八木哲郎前理事長とは、現在の理事長・久恒啓一さんとも長い付き合いで、生涯学習組織の理想的なモデルとでも言うべき活動を行ってきている会です。八木先生が師と仰ぐ梅棹忠夫の『知的生産の技術』(岩波新書)自体が「生涯学習」の宣言とでも言うべき名著でした。八木先生は梅棹の『知的生産の技術』をまさに“実践”されたわけです。そんな会のセミナーに呼ばれて(これで2回目の登壇ですが)、ちょっと張り切りすぎました(笑)。文字興しは
「『学び合い』教育の諸問題」を読んで ― 元中学校教員からのメールが届きました。 2011年02月19日 「学び合い」教育の諸問題(1) ― 上越教育大学・西川純とのやりとりを通じて思ったこと(2011年02月17日)http://www.ashida.info/blog/2011/02/post_403.html#more、「学び合い」教育の諸問題(2) ― 上越教育大学・西川純とのやりとりを通じて思ったこと(2011年02月18日)http://www.ashida.info/blog/2011/02/_2.html#moreの二つの記事に、今日感想を寄せてくれた元中学校教員がいます。関連固有名を伏せて、原文のまま、掲載します。 ------------------- 芦田様 私は、10年前まで(福島県の)中学校の教員をしておりました。 芦田さんの教育に関する話題、私にはかなり高度な内
以前にもこのブログで言及したことがあると思うのだけれど、芦田宏直氏のツイッター(@jai_an)は、今のツイッター界の中ではダントツで勉強になる。 僕が芦田氏のツイッターの面白さに最初に触れたのは、慶應だかどこだかの女子学生をこてんぱんに言い負かしたとき。喧嘩(とも言えないが)の勝敗はやる前からわかっていて、でも、ネットだから、女子学生の肩を持つアホもいたりして、そのアホ達が芦田氏に「また馬鹿がでてきた」とバッサバッサ切り捨てられる様もあり、トータルでなかなか興味深いコンテンツに仕上がった。 #きっとどこかにTogetterされていると思うけれど、面倒くさいから探さないでおく。 なぜこのエピソードが興味深かったかって、芦田氏の主張も面白いし、また、芦田氏が教育者として彼女に接していたのも面白かったし、結論の「ツイッターなんかやめて本を読め」というのも納得だったからだ。 以後、僕は芦田氏のつ
岩波新書『新しい労働社会』の著者・濱口桂一郞さんが、彼への私の言及にコメントをくれました ― こんなことってあるんですよね(朋あり遠方より来る、また楽しからずや)。 2009年10月27日 私が書いたキャリア教育についての論文の中で触れた濱口桂一郞さんの著書『新しい労働社会』(岩波社会)。この著作は書評誌でも話題を呼んでいる著作だが、その労働問題の専門家である濱口さんが自身のブログで、私の言及にコメントをしてくれている。私の孤独な作業にも、労働問題の専門家の読者がいたことに謝意を表して、こちらからも彼のブログを紹介したい。 ※これが濱口の『新しい労働社会』。文体も癖がなく読みやすい。オススメします。 以下が彼のブログの該当箇所全文。 ------------------------------- 2009年10月26日 (月) 芦田宏直さんのキャリア教育・職業教育論 芦田宏直さんの「芦田の
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