auブランドのKDDIに続き、ソフトバンクモバイルとNTTドコモが第2世代携帯電話からの撤退を本格的に進めている。ソフトバンクモバイルが2008年7月3日、音声通話を中心とする第2世代携帯電話のサービスを2010年3月末までに終了すると発表。これを追うように、NTTドコモは8月7日、第2世代携帯電話として長年親しまれた「mova」の新規申し込みを11月30日で終了すると発表した。ドコモのサービス終了時期は未定だが、第2世代携帯電話の周波数は2012年7月24日に使用中止となることが既に決まっている。KDDIは08年3月末までにすべてのサービスを終了しており、ドコモとソフトバンクの2社が完全撤退を表明するのは時間の問題になっていた。 2社合わせ全国で1200万人のユーザー 現行の携帯電話は第3世代と呼ばれる通信方式が最も新しく、日本では主流。携帯電話の「世代」とは通信方式の技術的な違いで、デ