Gacktさんの声をもとにした合成音声で歌うソフト「がくっぽいど」が7月31日に発売され、「ニコニコ動画」にはその直後から、がくっぽいどに歌わせた楽曲が多く投稿されている。楽曲作者とは別の人がプロモーション映像を作ってアップしている例もあり、「初音ミク」ブームと同様の現象が早回しで広がっている印象だ。 がくっぽいどは、ヤマハの技術「VOCALOID2」を活用してDTMソフトメーカーのインターネットが開発したソフト。同じVOCALOID2を使ったクリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」「鏡音リン・レン」よりも人間の肉声に近い生々しい声になっており、「自然に歌える」とユーザーからの評価も高い。 初音ミクなどVOCALOIDを使って楽曲製作・発表を行っていた「P」(プロデューサー)たちは、発売前からがくっぽいど用楽曲を用意していたようで、「ニコニコ動画」にはすでに多くの楽曲が投稿されてい