「えっ!? あの電気機器メーカーにお勤めなんですか! それならぜひ弊社にきませんか。」。トヨタ自動車が7月にJR南武線の駅に出した広告が話題になった。トヨタのターゲットは沿線のIT(情報技術)技術者だが、こうしたニーズはトヨタにとどまらない。民間調査では2017年1~8月に転職を決めたIT人材の5割超が異業種に移った。人工知能(AI)分野などを強化したい企業は高い報酬だけでなく、都心に研究施設を
7月下旬、私たちのもとに「JR南武線の沿線で、ある求人広告が話題になっている」という情報が寄せられました。広告を出したのは国内最大の企業「トヨタ自動車」。現場に行ってみると、「えっ!?あの先端メーカーにお勤めなんですか!」「シリコンバレーより、南武線エリアのエンジニアが欲しい」などとトヨタへの転職を呼びかけるポスターが目に飛び込んできました。これらのポスターはいったい何を意味しているのか。取材を進めると、ある人材をめぐる自動車業界の激しい争奪戦が見えてきました。(経済部・吉武洋輔記者/山根力記者/早川俊太郎記者) 私たちがまず向かったのは、川崎市と東京・立川市を結ぶJR南武線の向河原駅。 まずはこの動画から。 駅のホームには「えっ!?あの先端メーカーにお勤めなんですか!それならぜひ弊社にきませんか」と書かれたポスターが貼ってありました。あまりにストレートな表現に「これが本当にトヨタの広告な
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