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  • このドラマは“家族観のアップデート”――「誰かの遠慮と忍耐でなんとか成立する幸せ」は描かない、「かぞかぞ」の話をしよう~ドラマ10「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」

    父は若くして亡くなり、弟はダウン症、母は下半身不随で車くるま椅い子す生活。世間からすれば「可か哀わい想そうな家」「大変な家」と言われる家庭に育ったヒロインが、七転八倒しながらも自分の人生を朗らかに闊かっ歩ぽしていく。「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」、略して「かぞかぞ」の話をしよう。 ドラマにしてはタイトルが25字と長い。近年の連ドラで長いタイトル「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(略して「いつ恋」、2016年/フジテレビ系)や「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(略して「できしな」、2016年/TBS系)の23字を超えているが、最長ではない。 1976年に「六丁目のスパルタ寮母さんには、赤いバラのいれずみがあった!」(日テレ・京塚昌子主演)が君臨している。その次には「七丁目の街角で、家出娘と下駄バキ野郎の奇妙な恋が芽生えた」(日テレ・十朱幸代主演

    このドラマは“家族観のアップデート”――「誰かの遠慮と忍耐でなんとか成立する幸せ」は描かない、「かぞかぞ」の話をしよう~ドラマ10「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
    tsubasanano
    tsubasanano 2024/07/19
    “このドラマは「家族観のアップデート」だと思っている。家族がずっと一緒に支え合って暮らすことが幸せ、という価値観を変える力がある。家族は最小単位のユニットではあるが、互いを縛る関係ではうまくいかない”
  • 「虎に翼」タイトルバック制作 シシヤマザキインタビュー「ロトスコープという手法の面白さと豊かさが、画面上に結実したと感じます」

    「虎に翼」タイトルバック制作 シシヤマザキインタビュー「ロトスコープという手法の面白さと豊かさが、画面上に結実したと感じます」 主題歌「さよーならまたいつか!」(米津玄師)に合わせ、アニメーションと実写で紡がれる「虎に翼」のタイトルバック。寅とも子こ(伊藤沙莉)の人生、彼女の内面や信念、ドラマのテーマなどが織り込まれ、多彩な筆致の絵が変化しながら、めくるめく映像が展開されます。放送開始以来、SNSなどで、その作り込まれた世界への賞賛が数多く書き込まれてきました。 この映像を制作したのは、アーティストのシシヤマザキさん。ロトスコープ*というアニメーションの技法を使った映像で知られるシシさんに、タイトルバック制作の裏側や、映像に込めた思いを聞きました。 *ロトスコープ……モデルの動きをカメラで撮影し、トレースしてアニメーションにする手法。マックス・フライシャーにより考案され、1919年に初めて

    「虎に翼」タイトルバック制作 シシヤマザキインタビュー「ロトスコープという手法の面白さと豊かさが、画面上に結実したと感じます」
    tsubasanano
    tsubasanano 2024/07/19
    “皆さん「絵を描きたいけどうまく描けなくて」とおっしゃるんです。(中略)文字だって絵の一種ですから、文字を書いたことがあるなら、あなたは絵を描けるんです。絵を描けないという概念はないんですよ”
  • 「光る君へ」時代考証・倉本一宏が語る「平安時代は、本当はこんな時代だった」前編

    今から1000年の昔の日は、いったいどのような社会だったのか? 天皇や貴族たちの生活は? はたまた、ドラマに登場する紫式部や藤原道長たちはどのような人物だったのか? 時代考証を担当する倉一宏氏に、最新の研究成果も交えながら解説してもらった(後編はこちら)。 戦もなく、人々が比較的豊かだった平安時代はもっと評価されていい ――「光る君へ」の時代考証を担当することになった経緯を教えてください 2022年5月に「光る君へ」の内田ゆきチーフ・プロデューサーからご連絡をいただき、作品の内容について相談を受けて、それに応えるという日々が続いていたのですが、そのうちにスタッフのみなさんからも相談を受けるようになって、正式に時代考証を担当することになりました。 お引き受けした理由は、平安時代史、当時の政治状況や後こう宮きゅう(天皇のきさきや女官たち)の情勢、人々の生活を、より多くの方に理解してもらえる

    「光る君へ」時代考証・倉本一宏が語る「平安時代は、本当はこんな時代だった」前編
  • 「虎に翼」脚本・吉田恵里香のグッときた日記 番外編~「虎に翼」第1週「街を歩く人々に全てに血が通っている素晴らしい演出にグッときました!」

    「虎に翼」脚・吉田恵里香のグッときた日記 番外編~「虎に翼」第1週「街を歩く人々に全てに血が通っている素晴らしい演出にグッときました!」 またまたまたご無沙汰な更新になってしまいました。 執筆や私生活のあれやこれやに追われて、気づくと1日が終わっている。そんな感じです。 そしてずっと先だと思っていた、「虎に翼」の放送がスタート、無事第1週が終わった所でございます。いかがでしたでしょうか? 少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。 この連載も朝ドラ放送中は番外編として、作品についてのあれやこれや、関係者の皆さんへの感謝などを綴つづっていこうと思います。執筆の日々で完成した映像やスタッフさん演者さんの想いにグッときているので、ある意味グッときた日記であることは間違いないです。 色んなところで言っているのでアレなんですが、私はずっと朝ドラの執筆をするのが夢でした。「虎に翼」の制作発表した後、古く

    「虎に翼」脚本・吉田恵里香のグッときた日記 番外編~「虎に翼」第1週「街を歩く人々に全てに血が通っている素晴らしい演出にグッときました!」
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