「ずずずさん、日本の大学は一発芸で入れるんですか?」― 朝イチの作業を片付けてコーヒースペースで休憩していたところ、年明けから隣の部署に異動してきたシンガポール人に尋ねられました。 彼は1年間、日本の大学に留学した経験がありますし、独自に日本語を勉強してきたそうで、日本語での日常のコミュニケーションにまったく問題ありません。 もちろん、イントネーションで外人だと分かりますし、契約書など難しい書面を日本語で作成するときなどは日本人のサポートが必要ですが、“日本語がとても上手”というレベルです。 その彼からの質問です。一発芸で大学に入れる?いったい何のこと?何でも電車の中で高校生が話していたそうです。勘が良い方はお気づきかもしれません。 一芸入試のことでした。 従来の知識詰め込み型の学力試験ではなく、部活動での好成績など学力以外の人柄を見て合否を判断する形式の試験です。説明してあげると彼は納得